とある大学の研究グループが、社会不安障害と歯ぎしりの強い関係性を
歯科分野の国際誌で報告したというニュースが、最近とびこんできました。
社会不安障害の治療で歯ぎしりまで治るというのですが、本当なのでしょうか?
歯ぎしりのある人は社会不安障害になりやすい
豆ちょこは、心療内科でパニック障害、社会不安障害と診断されていましたが、
歯ぎしりをしていたことはありませんでした。
しかし、最近読んだネットニュースに、こんな内容が。
起きている間でも歯ぎしりをする人は社会不安障害を持つ人の42.5%に確認できた。
この場合は比較対照では3%にとどまった。
歯ぎしりは、不安障害の症状が無い人の場合だと100人中3人程度の割合なのに、
社会不安障害の人に限定すると、100人中42人という高い割合になるというのです。
この調査、社会不安障害の人を不安にさせるだけの調査かと思いきや、
深く考えてみると、歯ぎしりのある人には良い気づきになりそう。
なぜなら「社会不安障害の人は、歯ぎしり率が高い」と伝えている裏に、
「歯ぎしりのある人は、社会不安障害になりやすい状態である」という警告が
あるような気がしたからです。
歯ぎしりの主な原因は「ストレス」
ニュースを読んだことをきっかけに、歯ぎしりについて調べてみたところ、
歯ぎしりの主な原因は「ストレス」だということがわかりました。
でた!ストレス!!
社会不安障害やパニック障害など、不安障害の症状がでやすい時は、
たいてい不安や過緊張などで、心身にストレスが加わった時が多いもの。
こうして考えていくと、社会不安障害と歯ぎしりの強い関係性は、
「ストレス」によるものという結論になっていきました。
ほんとストレスって悪い症状しか連れてこないですね・・・。
でも、もし歯ぎしりで自分のストレス過多状態に気づくことができれば、
社会不安障害などの心の病は、防ぐことができるかもしれません。
ある意味、歯ぎしりチャンス!だと思うのは豆ちょこだけでしょうか?
不安障害になると、治療が長期戦になる可能性もあるので、
歯ぎしりのある人は、自分のストレス状況と向き合うことを強くおすすめします。
社会不安障害の治療で歯ぎしりも治る
ここまで読んでくれた人なら、もうタイトルの答えは予想できると思います。
社会不安障害の治療には、ストレス過多の改善対策も必ずあると思うので、
治療を行っていけば、歯ぎしりも治っていくはず。
社会不安障害で歯ぎしりにも悩んでいる人にとっては、朗報ではないでしょうか?
ちなみに、今回取り上げたニュースには、こんなことも書かれていました。
米国では「パニック障害」や「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」「恐怖症」
「強迫性障害」などの不安障害に大人の6人に1人が悩んでいる。
不安障害で割合を考えたら、6人に1人ですって!
年々増加している状況を考えると、今や日本も同じような割合かもしれませんね。
密かに、誰しも一生に一度は心の病になる時代となっており、
克服を目指す私は、今ちょうどその一度に立っているのかも?と思いました。
こうなったら、誰しも通る道だと思って、焦らずしっかり治すべし!ですね!!
追伸
今回のニュースは、Medエッジニュースで読みました。
全文読みたい方のために、ニュース記事のURLを紹介しておきますね。
http://www.mededge.jp/a/psyc/13022
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