いつも通り過ごしていた夕方、仕事中のはずの姉から突然の電話。
でてみると「母が自転車で転んで救急車で運ばれた」とのこと。
大腿骨頚部骨折で、入院と手術することになったので、詳しくお話します。
母、電動自転車で転ぶ
先週2019年1月21日(月)、73歳の母が救急車で病院に運ばれました。
話を聞くに、電動自転車で買い物に行った帰り、
脇道から急に小さな子供が飛び出してきたそうで、
とっさによけようとしたら、そのまま転んでしまったとのこと。
左足が重い電動自転車の下敷きになったせいか、
下半身に激痛を感じ、起き上がれなくなったそうです。
近くにいた若い女性の方が、いろいろ対応してくれたそうで、
救急車を呼んだり、姉に電話などしてくれたとのこと。
姉から電話がきた時、私は夕食を作っていたのですが、
まぁ驚きました。
しかも、動けないって言うんですから。
その後、すぐさま出かける用意をして、
姉とタクシーで運ばれた病院へ向かいました。
検査の結果は「大腿骨頚部骨折」
病院につくと、なぜか少し待たされた後、
母のいるところへ案内されました。
母は、横向きになって寝ている状態でした。
声をかけると、母は「来てくれたの?」と一言。
顔や手などに傷はなく、意識はハッキリしているものの、
とにかく下半身が痛くて動けないとのこと。
その状態で約1時間も待たされ、やっと検査結果を聞けることに。
先生の第一声は「面倒なことになったねぇ」でした。
レントゲン写真を見ると、左側の太ももの付け根がパキッと
完全に折れて、完全に離れてしまっていました。
診断は「大腿骨頚部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)」
人工骨頭に置き換える手術をする必要があるとのことで、
そのまま入院することになりました。
1週間経って、ようやく手術へ
先生に手術の必要があると言われたものの、
年明けから手術が多く、待ってもらわないといけない状況ということで、
1週間ほど待たなければいけなくなりました。
1週間も放置しておいて大丈夫なのかしら、と心配しつつも、
ほぼ毎日お見舞いに行って、寝たきりの母の足をさすったりしてきました。
そして1月29日(火)、ついに手術日となりました。
手術中は姉が病院にいてくれるということで、
小心者の私は自宅待機となりました。
この記事を書いている今、手術が始まったと連絡がきました。
私はただ無事手術が終わることを祈るばかりです。
手術後は、3~4日後からリハビリがスタートして、
1週間後に立てるようになるのが目標とのことでした。
退院できるのは、リハビリもあるので手術から3週間後くらい。
退院時は、伝い歩きができるくらいになる予定だそうです。
家族がいて良かった
私の母は、今まで出産以外で入院したことがなく、
ずっと健康でいてくれました。
私が赤ちゃんの頃、父と離婚してから、
兄2人、姉1人、そして私の子供4人を1人で育ててきてくれました。
自分が倒れたら、誰があんたたちの面倒をみるのよ、と、
常に健康であることを意識した生活をしていました。
しかし今回、不運なことに自転車で転んでしまったことで、
大きな骨折をすることになってしまいました。
母の家は近所なので、母が入院するまで、
私はほぼ毎日、散歩がてら母の家に行っていました。
なので、母が入院してから生活の流れが少し変わりました。
最初の2~3日は、母が心配で落ち着かず、
なかなか眠れなかったりもしました。
でも、兄や姉も母を心配する気持ちは一緒で。
ここ数年は年に1回、お正月に顔を見せにくるだけになった2番目の兄も、
今回の入院で、できるだけお見舞いにくるように。
毎日、家族の誰かしらが母の様子を見に行っています。
姉は私のことも気遣ってくれ、
体調イマイチな時は私が行くから大丈夫だよ、と言ってくれます。
こういう時、ほんと家族がいて良かったと思います。
自由に体を動かせるって幸せですね
寝返りもできず、仰向けでほぼ寝たきり状態になった母が、
「動けないってほんと嫌ね」と苦笑しながら言ってきた時、
私はなんとも複雑な気持ちになりました。
大腿骨頚部骨折だと先生に言われた時、
私は先生に「また普通に歩けるようになりますか?」と聞きました。
先生は「骨折する前が100%だったら、100%には戻らない」と言いました。
母は自転車によく乗っていたので、
「自転車に乗れるようにはなりますか?」とも聞きました。
先生は「本人の頑張り次第で乗れるようにもなります」と言いました。
リハビリで、本人がどれだけ頑張れるか。
日常生活の中でも、本人がどれだけ頑張れるか。
母は、介護とかでみんなに迷惑かけるようになるのは嫌だと
常に言っているので、きっと頑張ってくれると思います。
私は1人で行動することが増えました
母が入院することになった翌日から、
私は1人で外出する機会が増えています。
そして、考え方を少し変えなくてはいけなくなりました。
今までは、近所に母が住んでいることで、
「何かあっても、母がいるから大丈夫」なんて考えで行動することがありました。
でも、母が入院していて動けない今、
旦那はもちろん、兄も姉も平日は仕事に行っているので
平日は、心の支えなく、本当の意味で1人行動となりました。
なので、ちょっと緊張しながら外出することが増えました。
でも、これも1人行動に自信をつけるいい機会だと思うことにしました。
ただ、家から少し離れた病院に行ったり、1人行動が増えたことで、
ちょっと精神的に疲れやすくなっている気がします。
旦那には、こういう時こそ無理はしないで、
休み休みいきなさい、と言われています。
だから、疲れを感じた時は、なるべく寝るようにしています(笑)
それにしても、母は単独でしたが、
事故ってほんとに怖いですね。
車でも自転車でも、危険な運転をする人が多いので、
みなさまも、十分にお気をつけくださいませ。
豆ちょこ様、はじめまして。
不安障害と強迫性障害にかかってからもう少しで15年のニコと申します。
いつも勇気づけられています。
私も波はありながらも少しずつ間違いなく良くなってきているのですが、どうしても「1人で行動」で躓いておりました。
私は10年前に酷いカウンセラーに引っかかり、強制的に1人で行動をやらされました。
完璧にできないと責められ、挙句あなたはもう治らないと宣告されトンズラされました。
今でもトラウマです。
それ以来、1人で行動しなきゃ1人で行動しなきゃと強迫観念のようになってしまい、余計不安に駆られてしまい、ずっと悩んでおりました。
だから今回の豆ちょこ様のブログの内容に共感しました。
私は32歳ですがまだ独身です。
1人っ子なので、頼れるのも両親のみです。
ですが、結婚だって諦めていないし、いつか子供だって産んでみたい。
絶対に1人を克服するつもりです。
お互いに頑張っていきましょう!
休む時は休みながら。^_^
ニコさん、はじめまして(^^)
コメントくださり、ありがとうございます!
1人で行動に、私も何度も悩まされてきました。
そのおかげで、いろいろな方法を試してきましたが、
今は結局、少しずつ1人で行ける範囲を広げていく、
行動練習を続ける道をちょびちょび歩いている感じです。
それにしても、ニコさんが出会ったカウンセラー、
とてつもなく酷いですね・・・。
ニコさんにひどいことした分、きっといずれバチが当たりますよ。
1人で行動に不安を感じる者同士、
一緒に行動練習できたりしたら楽しいんですけどね(*^^*)
でも、同じような悩みを持ちながら、
同じように克服を目指している人がいると思うだけでも
勇気がでます。
お互い、こうなりたいと思う思いは諦めずに持ちながら、
少しずつでも前進していけるといいですね!
私も踏ん張っていくので、
また気が向いたらコメントもらえたら嬉しいです(*^^*)