大腿骨頚部骨折の術後の痛みは?リハビリ期間と実際の進行度

73歳の母が大腿骨頚部骨折の手術をしてから1週間が経ちました。
人工骨頭が入った術後はどうか、リハビリの進み具合はどうか、
参考までに、母の状態をまとめておきたいと思います。

スポンサーリンク


手術をして、人工骨頭が入りました

先日、自転車で転んで怪我?!母が大腿骨頚部骨折してしまいましたの記事で、
73歳の母が入院した話をしました。

その後、おかげさまで手術は2時間ほどで無事終了。

骨折した部分の骨をとり、母の左足には人工骨頭が入りました。
人工骨頭の左足写真

しかし手術直後、麻酔から目覚めてから、
一気に気分が悪くなったそうで、吐き気と痛みに苦しんだと言っていました。

実際に手術後そばにいた姉も、
顔が真っ青で本当に辛そうだったと言っていました。

結局、吐き気と痛みは半日以上続き、その日の夜は眠れず、
手術した翌日に、やっと吐き気は落ち着いたそうです。

しかし術後2~3日は、術前の痛みほどではないものの、
体を動かすと手術した部分が激しく痛む状態が続きました。

術後4日目からリハビリ開始

母の場合、手術の後に38℃の熱が出た状態が数日続いたため、
術後2~3日目からリハビリを始める予定がずれ、
実際は4日目から開始することになりました。

最初は、ベッドから起きて、座り、立ち、車いすに乗る練習です。
車いすの写真

また、排泄はオムツだったのが、
5日目からは、車いすに乗ってトイレへ行き、
看護婦さんのサポート付きで排泄する練習が始まりました。

しかし、症状は軽いものの膀胱炎になっていたことで、
トイレの回数が増え、何度も行くのが辛かったそうで、
5日目は、結局オムツでしてしまう状態でした。

ちょうどお見舞いに来ていた時、
看護婦さんに「もうトイレでする約束でしょ!」と怒られていて、
思うようにいかない母を見ているのは、辛かったです。
病室の写真

6日目、幸いなことに膀胱炎が早くも落ち着いたようで、
この日の排泄は車いすで移動し、すべてトイレでできたそうです。

術後5日目までは、あまり笑顔になることもなく、
心も体もかなり弱っているような感じで心配だったのですが、
明るい表情も見れるようになりました。

7日目は、平行棒(手すり)を使って1往復ほどの歩行練習、
足の上げ下げ練習をして、後はマッサージをしてもらったそうです。

まだまだリハビリは始まったばかりですが、
1日経つごとに、少しずつできることが増えているように思います。

リハビリ期間と実際の進行度

大腿骨頚部骨折の術後の回復はかなり個人差があるものの、
母の入院している病院では、術後3週間で退院することになっており、
入院してのリハビリは基本3週間となっていました。

退院後は、リハビリテーション病院に転院するか、
自宅から週1回今の病院に通い、だされた宿題を自宅でするか、
この2択から選ぶことになります。
診察の画像

母の場合、金銭的な問題と母の希望もあり、
転院はせず、自宅から通院する方向で話を進めています。

その場合は、退院後2~3ヶ月はリハビリ通院が必要とのことでした。

ちなみに、母のリハビリの進行度は、
少し遅くなっているものの、年齢からすれば普通ともいえるそうで。

でも、早い人だと手術翌日から車いす移動ができたり、
1週間ほどで杖を使えば歩行できるまで回復する人もいるそうです。

術後3週間後の退院予定日には、杖歩行ができるようになっているのが目標。

あと2週間でどこまで近づけるか、見守りたいと思います。

私は1人行動を少しずつ増やしています

パニック障害になって、1人で外出するのが怖くなってから、
母に付き添ってもらって出かけることが多々ありました。

かなり回復してきた今は、1駅分くらいの距離ならば、
1人で外出できるようになっていますが、
行き慣れない場所には、まだついてきてもらうこともありました。

しかし、母が入院して動けなくなってからは、
平日の日中は、1人で行動しなくてはいけない状況になりました。
電車のホーム画像

最初は、いつも1人で行けている場所へ行くにも、
なんだか変に緊張して、外出後は精神的な疲れを感じていましたが、
2週間経って、やっとその状態も落ち着いてきました。

毎週、人の多いショッピングモールに母と買い物に行っていたのですが、
それも1人で行くようになりました。

でも、やる気がでない時は家でゴロゴロしていることもあります(笑)

できそうが勝った時は挑戦してみて、休みたい時は休む、
自分の中で無理のないレベルで、行動するようにしています。

母が退院したら、買い物などサポートが必要なことも多々でてくると思うので、
少しずつ日中の活動量を増やしたりして、
心身ともに、もう少し強くなれたらいいなと思っています。

私も少しずつでも前進できるよう、コツコツやっていきたいと思います。

Pocket


スポンサーリンク

2件のコメント

  • はじめてさん

    昨晩も読んでいたのですが…
    私の母も73。 私は身内のことを書くとキリがないですが…、母は眼科系の障害者手帳を眼科から発行扱い。 緑内障・白内障・視野が狭い…という症状。数年前に足のかかとを何かで痛めたらしくてその時、一時期障害者手帳発行に。 
    父は私が28才の時に56才で亡くなりました。 糖尿病。 当時、私には2才になったばかり(2才1ヵ月)の長女がいて、父の他界の悲しみはあとになって。 父が他界して18年になります。 長女が6才の時に長男が生まれました。
    年月が経ち、配偶者DV 耐えから、私がパニック障害に。 子どもの母親として…で耐えたのですが、次第に私の心身バランスが崩れて行きました。 相談機関に相談して離婚調停中。 多分、今年から来年は事態は動かないかなぁ… 長男が4月に中学3年=高校受験の年に。 夫は子ども達には甘いです。
    私はパニック障害になり6年以上になります。  夫と2児は夫の元に(南東北)。 私は北東北の者です。

    お母様の年齢が、私の母の年齢と同じなのと、同じパニック障害でコメントを送りたくなりました。 気が利いたこと言えずにスミマセン
    私は医療機関のお世話になってますが、もう少しで、医療機関から出る予定です。 主治医と話を進めていきながら…ですが。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      はじめてさん、こんにちは(^^)
      コメントくださり、ありがとうございます。

      抱える問題は違うものの
      はじめてさんの73歳のお母様も、辛い症状を抱えていて、
      お辛いですね(>_<) お父様は糖尿病でお亡くなりになったとのこと、 当時はいろいろ大変だったことと思います。 私の父はガンで亡くなりましたが、 赤ちゃんの頃に離婚して父がいない生活をしていたので、 私の場合は、悲しい感情があまりありませんでした。 旦那さまとの問題など、きっと私が思っている以上に 辛いこと、悩んでいること、多々あるのだろうと思います。 そんな中、気に留めてくださり、 コメントくださったこと、本当に感謝です。 お互い抱える悩みは違うと思いますが、 日々、休みながらでも前へ進んでいけるといいですね(^^) まだまだ寒いので、体調を崩さないよう、 お気をつけください(*^^*)

コメントを残す