パニック障害は鉄不足が原因か?フェリチン30以下は要注意

パニック障害の原因として最近注目されている、鉄不足。
藤川徳美先生の本「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」を読んだ感想や、
自分のフェリチン値が低かったことを報告します。

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パニック障害は、フェリチンが少ない?

最近、パニック障害を克服するために、
何人かの方から、鉄不足を指摘されることがありました。

そして、心療内科の医師である藤川徳美先生が書かれた、
「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」という本を知りました。

この本は、タイトルでも触れられていますが、
うつ病やパニック障害は「鉄・タンパク不足」が原因ということが、
症例を紹介しながら、詳しく説明されています。

不定愁訴の原因のほとんどは鉄欠乏ということは、
「心療内科に行く前に食事を変えなさい」感想と役立つ情報
のブログ記事で紹介しましたが、心療内科医の姫野先生も言っています。

しかし、藤川先生の本で注目すべき言葉は、
鉄は鉄でも「フェリチン」の値です。
本の画像

鉄不足の指標となるのは「フェリチン値」だといいます。
(通常、貧血の状態か否かの指標となるのはヘモグロビン値です)

お金に例えれば、ヘモグロビン値が財布にあるお金だとしたら、
フェリチンは銀行に預けているお金、貯金分なんだそうです。

そして、パニック障害の人は、
そんな貯金分フェリチンが少ない人が多いのだと、藤川先生は伝えています。

フェリチン値30以下は、鉄不足?

藤川先生は、フェリチン値が30以下は鉄不足であると言っています。

しかし、日本のフェリチン基準値は5~157ng/mlとなっているため、
血液検査をしても、異常なしでスルーされることがほとんど。

これが事実なら、私は自分のフェリチン値が知りたいと思いました。

そこで、過去にやった血液検査の結果を掘り起こし、
フェリチンを調べてくれているものがないか探してみると、
奇跡的に2017年5月にした血液検査にフェリチンの結果が!

当時の私のフェリチン値は、21ng/mlでした。
フェリチン値の画像

藤川先生の基準からすれば、私は鉄不足となります。

じゃあ、フェリチン値を上げていくことができれば、
いずれパニック障害は完治できる?!

私の中で、そんな希望がでてきました。

フェリチン不足がパニック障害改善のキーワードだと教えてくれた方から、
「フェリチン値が50を越えるといろいろ楽になる」という情報もいただいたので、
まずは、フェリチン50を目指したいと思います

フェリチンは1ヶ月に5前後しか上がらない?

藤川先生の本の中に書かれているのですが、
15~50歳までの女性は、鉄剤投与をしても、
毎月フェリチンが5も上昇すれば良い方なんだそうです。

つまり、私が藤川先生の心療内科で鉄剤を投与してもらったとしても、
21から50になるまでに、基本6ヶ月かかることになります。
期間の画像

しかし、先生の心療内科があるのは広島、私の家は東京。

行けそうにないので、ここは自己責任の道、
サプリメントで挑戦してみることにしました。

幸い、本の中でサプリが写真付きで紹介されていたので、
そのうちの1つを買ってみました。

今まではディアナチュラのヘム鉄を飲んでいたのですが、チェンジです。

Amazonだと90粒が1000円ほどで販売されています。

本を読むかぎり、1日2~3粒飲んだ方が良さそうなんですが、
ボトルには1日1カプセルが目安と記載されているっぽいので、
今のところは1日1粒で飲んでみています。

2018年9月から飲み始めたので、
うまくいけば、2019年2月頃にフェリチン値が50になるかもしれません。
(飲む量が少ないかもなので、もっとスローペースかもですが)

タンパク質の摂取も積極的に!

ここまでずっとフェリチン不足の鉄不足について話してきましたが、
藤川先生は、タンパク質も意識して摂取するよう伝えています。

簡単に言えば、肉、魚、チーズ、卵など。

ということで、9月からタンパク質も意識して摂るようにしています。
肉と魚の画像

まだ始めて2週間程度なので、まだ変化は感じていませんが、
半年かかると思って、地道に続けてみたいと思います。

ちなみに、パニック障害を運動で克服する!運動と食事で克服チャレンジ
報告していた運動チャレンジの方は1ヶ月が経過しました。

最初の2週間は1日15分~30分程度、運動をしていたのですが、
後半からは1日30分~45分程度できるようになってきました。

体重は0.5kg減ったくらいで、ほぼ変わっていません。

とりあえず、運動もフェリチン値改善と同じように、
来年2月を1つの目標として続けてみたいと思います。

今後、どのような変化がでてくるか、また経過報告しますね!

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6件のコメント

  • はればれ

    こんにちは!私も今年早々からあるカウンセリングサービスで知り高タンパク質、鉄分で続けています。二月に婦人科検査でフェリチン値49でしたがそれから計ってません。確実によくなってる感があります。

    このnowの鉄分はi herbで購入してます(ほかにC. ナイアシンアミド、b-コンプレックス、マグネシウム・カルシウム・ビタミンD・も一緒に買ってます)
    タンパク質が取れない日は藤川先生おすすめのプロテインを使ってます。

    受信したいところですがフェイスブックでも情報はいただけるので助かっています!

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      はればれさん、こんにちは(^^)
      先にやっている先輩がいたとは心強いです!

      もし可能であれば教えてほしいのですが、
      はればれさんは、nowの鉄分は1日1錠で飲んでますか?

      婦人科検査では何と言ってフェリチン値を調べてもらえましたか?
      (答えたくなければスルーしてくださいね)

      二月からはかってなくても、確実に良くなってる感があるとのこと。
      その言葉を聞いて、さらにやる気がでてきました(*^^*)

      ぜひ今後良い変化があった時は
      また教えてもらえると嬉しいです!

  • はればれ

    こんにちは。
    私はnowのキレート鉄を最初から2錠飲んでます。朝晩です。
    先生のフェイスブックのパニック障害の方の処方を読んでいると、夜にまとめて2錠出されてますね。夜の方が吸収いいのかな?そこは不明です。

    婦人科はたまたま、PMSの相談に行ったら、血液検査でフェリチン値がたまたま検査されてたんです。私がオーダーしたわけではなく。

    鉄分は以前からタンパク質不足でいる身体だと、飲んだらムカムカするらしいですよ。
    私は最初から飲めましたけど、飲まない方はまずタンパク質補足から入るみたいです。

    あと本をお読みになったり、フェイスブックをご覧になってたらご存知かもしれませんが、ナイアシンが大切みたいです。セロトニンをつくるにはナイアシンの補給が必要だとか。ナイアシンはフラッシュしない、ナイアシンアミドの方を飲んでます。250mgを2錠です。

    低糖質でご飯粒を減らしながら生活し出しましだが、なかなか難しいです。お腹空いちゃう笑。お腹空いちゃう時はプロテイン飲んでます!

    半年後、一年後が楽しみですよね!
    私はまだ服薬してますが、なくても大丈夫になりたいなあ。

    またご報告待ってます!!

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      はればれさん、こんにちは(^^)

      質問に丁寧に答えてくださり、
      本当にありがとうございました!

      すごく参考になりました。

      そして、ナイアシンの補給も考えたいと思います。

      ちなみに、私は先生の本は読んだのですが、
      フェイスブックはチェックしてないんです。
      なので、ほんと参考になりました。

      また月単位くらいで途中経過を報告させていただこうと思います。

      一緒に続けていけるよう、私も頑張ってみます(^^)

  • あいぽん

    はじめまして。
    私もパニックで興味深く拝読しました。
    私の知り得た情報を書かせてください。
    藤川先生のこちらの本と、
    奥平先生の「食べてうつぬけ」と、内山葉子先生の「お腹のカビが病気の原因だった」を読みました。
    「食べてうつぬけ」では、藤川先生の本と同様、精神疾患のある女性の多くは、鉄不足&タンパク質不足で、しかも、リーキーガット症候群という慢性の腸炎があり、鉄分&タンパク質の吸収も進まず、有害物質の侵入の阻止ができていないので、脳や体全体の不調に繋がってしっているが、まずは高タンパク質、特に青魚の脂(オメガ3、腸の炎症を鎮める効果あり)を多く含む食事を摂ること、という内容でした。
    次の、「お腹のカビが病気の原因だった」では、更に一歩進んで、そのリーキーガット症候群や過敏性腸症候群など、精神疾患を伴う慢性腸炎の原因は、昔飲んだ抗生物質や添加物、医薬品によって腸内で異常繁殖してしまった真菌(カビ)が毒素の胞子を出すことによって起こっていて、そのカビが、腸壁そのものや入ってきた食べ物を食べてしまっている。つまり、お腹の中の善玉菌と悪玉菌のバランスが著しく悪いからなのですが、その悪玉菌をやっつける為の食事(炭水化物や発酵食品などカビの好物を減らし、梅干しやお酢など殺菌作用のある食べ物を摂りながら、高タンパク質食)に変えるといいらしいです。
    そこで一つ重要な注意事項が一つあって、以前書かれていたココカラケア(c23 ガセリ菌)の副作用に繋がってくる話なのですが、
    お腹の中の真菌(カビ)は、中に微量のダイオキシンや有害物質を含んでいるんだそうで、普段は、それを微量出しながら生存しているので、体や脳に不調が現れるらしいのですが、殺菌作用のある食べ物やサプリメントを摂ると、真菌が死滅した分だけ、内包している毒素が溶け出し、腸から脳など体全体に広がってしまうらしいんです。それが好転反応なのですが、真菌の多い人は当然、ダメージも多く出てしまう訳で、それが“人によっては合わなかった”とか“副作用がつらすぎた”となるそうです。
    なので、ダイレクトに効いているのは間違いないので、あとは好転反応の強さに合わせて飲む量を加減するのがいいのかと思いました。
    以上です。突然長々失礼しました。お役に立てれば光栄です。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      あいぽんさん、はじめまして(^^)

      すごく丁寧にいろいろ情報提供してくださり、
      ありがとうございます!

      すごく三晃になりました。

      そして、ココカラケアの副作用のような症状は、
      やはり好転反応だったのかも、と思いました。

      なので、また機会があれば試してみたいと思います!

      すごく役に立ちました。
      また何かあればぜひ情報いただけると嬉しいです!

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