あなたにとって、今年1年はどんな年になりましたか?
波がありながらも、パニック障害と向き合ってきた1年を振り返り、
今回は、私なりの気づきや考え方を、まとめてお伝えしたいと思います。
パニック障害が目に見えて改善した1年
パニック障害になって7年目、自宅療養を開始して2年とちょっとが過ぎた私ですが、
今年は、考え方や行動が、少しずつ変わってきた1年となりました。
仕事を失い、友達とも疎遠になり、外出もできなくなり、
家に1人でいることもできなくなった時、
もう自分は、このまま不安と恐怖で気が狂っていくんじゃないかと思いました。
しかし、2年後の自分は、仕事には就いていないけれど、
家に1人でいることはもちろん、近場なら1人で外出することもできるようになり、
不安や恐怖との向き合い方を、冷静に考えられるようにもなってきました。
今年は、料理や洗濯、掃除といった家事が普通にできるようになり、
外出の行動範囲も少しずつ広がっていき、目に見える改善が増えたのも、
とても嬉しい変化でした。
1日1日で考えれば、もちろん調子の悪い日もありましたが、
1年単位で考えると、できることが増えた良い1年だったことがわかります。
このブログを気に留めてくれて、今こうして読みにきてくれているあなたも、
今年始めの頃の自分と比べてみれば、成長した点に気づくのではないでしょうか?
パニック障害が良くなった人は必ず行動している
今年、私がパニック障害を克服するために試してきたことは数多くありますが、
その半分以上は、このブログで紹介してきました。
嬉しいことに、興味を持ってくれた方法を試してくれたお仲間さんから、
同じように良い変化があったと報告をいただくこともありました。
しかし、なかなか調子が良くならず、どうしたら良いのか、
問い合わせフォームなどから、悩んでいる声が届くこともありました。
(基本的には、個人的なお悩みには対応していませんが・・・)
良くなる人もいるけれど、なかなか良い変化が訪れず、悩みを深める人もいる。
私は、何十人ものパニック障害仲間さんの声を聞いているうちに、
ある違いに気づいていきました。
その違いとは、行動しているか、していないか、です。
不安や恐怖を感じることに対して、10%でも、たとえ1%だったとしても、
アクションを起こしてみる人は、たいてい良い変化がでています。
しかし、ずっと調子が悪いと言っている人は、
未来の自分を心配するあまり、どうしても行動が起こせないのです。
私にも行動が起こせない時期があったので、気持ちは痛いほどわかります。
しかし、自分を変えたいならば、行動を起こし、
日々、ちょっとしたことでも、新しい挑戦を繰り返すことが必要なんだと思います。
行動できないのは、考え過ぎているのも原因
最近、メンタリストのDaiGoさんに改めて興味を持った私は、
10月に発売された本「ポジティブ・チェンジ」を一気読みしました。
とっても面白い本だったので、改めて本については話したいと思いますが、
DaiGoさんは、この本の中で、自分を変えるには「頭はいらない」と言っています。
「人は考えるほど、行動しなくなる」そう断言しているのです。
もちろん、その根拠がわかりやすく本には書かれており、
私自身、なんとなく気づき始めていたことではあったのですが、
この本のおかげで、その思いが確信に変わりました。
来年は「Don’t Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」
頭でっかちになって「ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」と、
まだ起こっていないことを、考えてばかりいることはないですか?
私には数えきれないほど、心当たりがあります。
考え過ぎて、結局行動を起こす時にはぐったりしていたり、
結局、何もできないままになったり。
もしあなたにも心当たりがあったとしても、落ち込む必要はないですよ!
今、行動できなかったのは、考え過ぎていたのも原因だと気づけたのですから、
今後は、少なからず行動への意識が高まっていくはずです。
私の頭の中には、ふとブルース・リーの名言が浮かびました。
「Don’t Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」
燃えよドラゴン、見たことないんですけどね(笑)
でも、来年はこの言葉を大事にして、さらに克服に近づきたいと思っているので、
たとえ一歩でも行動することを意識して、前向きにいきたいと思います!
もしよければ、あなたも一緒に「どんしんく!フィール!」でいきましょう!!
追伸
今年はこのブログを通じてパニック障害と向き合っている人と交流もでき、
私だけじゃないんだ!と勇気をもらえることもたくさんありました。
こうして読んでくれているあなたにも、心から感謝しています!
こんにちは。
「考えるな、感じろ!!」というフレーズについて考えた事がありませんでしたが、新発見です。
深いですね~( ̄^ ̄)
今年を振り返ると、豆ちょこさんのブログに出会って、自分を受け入れる事が少しずつ出来るようになったなあと思います。
薬を飲む事も大分減り、絶対に無理だと思っていた事も出来るようになりました。
ですが、まだパニックになる事もあるので自分に合っている「書く」「深呼吸」をやりつつ、最近は段階を踏んで一つクリアしたら自分を誉めるようにしてます。
電車で出掛けなければいけない…パニックになったらやだな、という時は「布団から出た」「着替えた」「家から出て鍵を閉めた」等、目標の為に一つ行動できたら誉める感じで。
めちゃくちゃハードルを低くしてます。
「出掛けるのに着替えるのは当たり前だろうが、誉めるってオイ」とは思わず、ちゃんと行動している事を誉めよう、と。
布団から出て着替えるまでに何時間かかっても、着替えたら誉めます。
目標通り行かなくても、やろうと思った気持ちや一歩が大事なんだと思っています。
そして行動しちゃえば意外と上手くいくんじゃないかと。
「人と比べる」について、ご返信ありがとうございます。
豆ちょこさんもかなりつらかったんですね(>.<)
人と比べて刺激を受け、成長する場合もありますが、私のは完全に自分を責めているだけです。
「人と比べる」もパニック障害にある「~になったらどうしよう」も、「考えても仕方ない」という共通点があるのかなと思いました。
パニック障害で起こる考え方の癖が治ってくれば、人と比べる事もなくなるかな、と気楽に考えてみます。
改めて、豆ちょこさんのブログに出会って本当に良かったなと思います。
今年の良かった事三大ニュースに入ります。
いつも私の実体験(?)を色々書いてちょっとでしゃばり過ぎたか?とビクビクしてますが、豆ちょこさんが受け止めて頂いて、しかもお礼まで…!!
とっても嬉しいです。
豆ちょこさんや皆さんが少しでも楽になれるといいなと思います☆
来年も宜しくお願いします!!
ミズタマさん、こんにちは(^^)
昨年のミズタマさんは、確実に調子が上がっていった1年でしたね!
薬の頻度を減らしながらも、できることが増えたのは、
本当にすごいことだと思います、やりましたね!
ハードルを低くするのは、すごく良いことだと思います。
ミズタマさんのやり方、私も大賛成です!
当たり前のことって、考え方で本当に個人差がありますし、
布団から出られない人からしたら、布団から出たという行動も、
大きな一歩、すごいことになるんですよね。
ミズタマさんのコメントを読んで、
私も改めて、もっと自分を誉めていこうと思いました。
ありがとうございます(^^)
人と比べてしまう考え方も、行動力が上がっていけば、
必ず変わってくると、私は思います。
あ、ちょうどメンタリストDaiGoさんの本を読んで知ったのですが、
比べている相手の見方を変えてみるのも良いそうですよ。
相手の良い点を3つ探して、素直に褒めてみると、
自分がストレスを抱えづらくなるそうです。
ミズタマさんのコメントは、きっと私だけじゃなく、
見に来てくれている人にとっても参考になる点があると思うので、
すごくありがたいと思っています。
(でしゃばり過ぎとか、絶対ないので安心してください(*^^*))
今年もどうぞよろしくお願いします(^^)/
豆ちょこさん、はじめまして♪
1~2ヶ月前にこちらの豆ちょこさんのHPを見つけ、興味深くたまに覗かせていただいていました。
私は豆ちょこさんと同じ世代の専業主婦です。
パニック歴は20年を越えました。
子供はまだいません。
なぜこんなに長期化し、こじれたのか。
昔はパニック障害という名前も浸透してなくて、検査ばかりの日々。
ちゃんと病名がわかったのも(その頃は不安神経症との診断でした)投薬治療が始まったのも、最初の発作から5年ほど経ってからの事でした……おかげで慢性化している感じです(>_<)
ここまで長いと、本当に厄介です。
カウンセリングにも通っていますし、服薬もずっとしていますがなかなかです。
こんなに長い人は珍しいみたいで、より治りにくい感じに不安に根っこがしっかり根付いてるといいましょうか……
こうなったら発作が起きるという積み重なった予期不安の連鎖が止まらなくなってる状態です(T_T)
長い分、治るまでかなり時間は要すると言われました(T_T)
まず、一人でいる恐怖が何より強いです。
家にいても腹痛からの発作は一番ダメで、
すぐ実家に飛んで帰ります(涙)
誰かが側にいてくれないと怖いのです。
外出も今現在、一人だと自転車で15分ほどの場所がやっとです。
せめて一人でも近場なら大丈夫!家にいる分には一人でも大丈夫!になりたいのですが……(´;ω;`)
ネガティブに陥ってばかりの私ですが、色々なヒントをこちらで載せておられたり、同じような方がたくさんいるんだという安心感(不謹慎な言葉なら申し訳ありません)を感じました。
ご挨拶のつもりが長々と、つらつら自分の事ばかり書いてしまってすみません(;>_<;)
またコメントさせて頂きますね♪
これからも更新楽しみにしています♪
はるさん、はじめまして(^^)
コメント残してくださり、ありがとうございます!
通院だけでなく、カウンセリングにも通われている分、
なかなか調子が上がらないと、お辛いかもしれませんね・・・。
一人でいる恐怖は、私も感じることがあります。
ただ、はるさんも一人で15分ほどの場所に行ける時があるなら、
恐怖の強さや、恐怖があっても行動できる時があるのかな、と思いました。
最近読んだ本に書いてあったことなのですが、
たとえ失敗したと思う結果になっても、恐怖を感じることを繰り返すと、
最初の10日間では、8日間は恐怖で途中断念、2日間は大丈夫だった比率が、
少しずつ変わっていき、ジワリジワリと大丈夫が多くなっていくそうです。
結局、
今できることをやってみる
↓
体験を積む
↓
自分が望む結果を少しずつ出せるようになる
↓
こう動けばある程度は大丈夫と思えるようになってきて、
恐怖が薄れていく
↓
できることが増える!
私はこんな流れの繰り返して、良くなってきています。
はるさんが今できないこと、これからできる可能性は無限大です!
今、少し頑張ればできることはなんでしょうか?
思い浮かんだことが、はるさんのこうなりたいに近づく、
今必要な体験を積む行動かもしれません。
はるさんは一人じゃないですよ!
またいつでもお待ちしています!!
とてもとても参考になりました。
心より厚くお礼申しあげます。
仁右衛門さん、コメントありがとうございます!
気持ちを伝えてくださり、私も感謝とともに、嬉しい気持ちでいっぱいです。
また参考になるような情報を発信できるよう、コツコツやっていきたいと思います!