リンパの流れを改善できるリンパ呼吸のやり方をまとめました。
今の自分の状態がわかる簡単チェックもご紹介するので、
リンパが気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
リンパ呼吸とは?
先日、草野仁さんが司会をしているテレビ番組、
主治医が見つかる診療所で、体のリンパに関する特集をしていました。
その中で紹介されたリンパ呼吸がとっても良かったので、
見逃した方のためにも、詳しくご紹介したいと思います。
リンパ呼吸は、信州大学医学部特任教授の大橋先生がおすすめする
全身のリンパの流れを改善できる呼吸法のことです。
1日10分程度、毎日続けると免疫力アップを実感でき、
3週間実践すれば、風邪をひきにくい体になれるそうです。
その他にも、冷え性改善や自律神経を整える効果が期待できるため、
なんとなく不調を感じている人にも、おすすめしたい呼吸法となっています。
でも、そもそも自分はリンパの流れが悪いのか?と思う人もいると思います。
そこで、テレビで紹介された「リンパの流れチェック」をまとめてみたので、
まずはセルフチェックからいってみたいと思います。
すぐにわかる!リンパの流れチェック
7つの項目のうち、自分に当てはまる項目を数えてみてください。
1.昼間眠くなることが多い
2.風邪をひきやすい
3.肌のかさつきやくすみが気になる
4.口内炎になると1週間以上治らない
5.汗をかきやすいが水分はあまりとらない
6.座りっぱなしの時間が長い
7.お風呂は入浴よりもシャワーで済ますことが多い
さて、あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
7つの項目のうち、2つ以上該当する項目があった場合は、
リンパの流れが悪くなっている可能性があるそうです。
私もやってみたのですが、3番と6番が該当し、2番がグレーという感じだったので、
合計2.5、リンパの流れが悪くなっている可能性ありでした。
でも、以前なったことがあるリンパ節炎をきっかけに
リンパの流れをよくするストレッチ※をたまにやるようになっていたので、
過去の自分よりは、該当数は少なかったと思います。
※詳細記事⇒自律神経を整えるリンパストレッチとは?効果と実践方法
それでも最近は自律神経の乱れが気になっているので、
自己チェックで改めて、リンパの流れを良くしなきゃ!と思うことができました。
大橋先生がおすすめする、リンパ呼吸のやり方
リンパの流れチェックで、2つ以上の項目に該当した人は、
この機会に、ぜひリンパ呼吸にチャレンジしてみてほしいと思います。
今回は、大橋先生がおすすめするリンパ呼吸のやり方を
自分なりにまとめてみたので、実践する時の参考にしてみてください。
リンパ呼吸のやり方
1.床やベッドの上で仰向けに寝る。
2.おへそのあたりに両手を置く。
3.鼻から7秒~8秒かけて、ゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませる。
4.口から10秒以上かけて、ゆっくり息を吐きながらおへそのあたりを押していく。
5.3~4を繰り返し、10分程度行う。
※持病のある方は、医師に相談の上で行ってください。
ちなみに、リンパ呼吸を行う約30分前にコップ1杯の水を飲んでおくと、
リンパ液がより流れやすくなり、さらに効果的になるそうです。
継続することで、だんたん効果がでてくる呼吸法なので、
やり始めたら、3週間は続けてみた方がいいと思います。
リンパの流れが良くなってきたサインとしては、
いつもよりおしっこが近く感じるようになったかどうかでわかるそうです。
リンパ呼吸を続けていく中で、今日はおしっこが近いなと思ったら、
良くなってきている証拠ですよ。
リンパ呼吸のポイントは、乳び槽(にゅうびそう)
やり方を見て、普通の腹式呼吸だと思った人もいるかもしれませんが、
リンパ呼吸のポイントは、乳び槽(にゅうびそう)にあります。
乳び槽は、体の中で最も多くリンパ液がたまる部分で、
内臓の奥の背中に近いところ、簡単に言うとお腹の辺りにあります。
リンパ呼吸では、息を吐くときにおへその辺りを押す圧力により、
この乳び槽の動きが良くなる仕組みがあります。
リンパの流れが悪い時は、リンパ液が乳び槽に溜まっていることが多いため、
呼吸と手の圧で、流れを良くしてあげるのです。
いつもの腹式呼吸にひと手間加えるだけでリンパの流れが良くなるなら、
やってみる価値もありますよね。
リンパ呼吸は、体を冷やすような心当たりがないのに、
いつも手足が冷たいと言う人にも効果的だと言います。
横になれる時があれば、いつでもすぐできる呼吸法だと思うので、
ぜひあなたも試してみてはいかがでしょうか?
リンパの流れが良くなれば、調子のいい日も増えていくかもしれません。
私もまずは3週間継続を目指して、引き続き実践していきたいと思います!
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