パニック障害改善の効果的な方法として食事に注目する中、
糖質の過剰摂取が主な原因と言われている「低血糖症」を知りました。
今回はパニック障害の裏に低血糖症というボスが潜んでいる可能性のお話です。
低血糖症はパニック障害のような心の病と間違われやすい
豆ちょこは、心療内科でパニック障害や社会不安障害と診断を受けたことで、
パニック障害や社会不安に効果的と言われる改善法ばかりに目を向けていました。
しかし、改善法の中でも特に食事に注目して情報を集めていたことをきっかけに、
「低血糖症」という病気の存在を知ることになりました。
低血糖症は、糖質を摂り過ぎている人がなりやすい病気のようで、
甘いものを食べた後に不快な症状が良くなるというような症状がある場合は
低血糖症の可能性があると言われています。
また、低血糖症になっているとでやすい症状としては、
不安、緊張、恐怖感、動悸、神経過敏、震え、めまい、
強い疲労感、強い眠気、発汗、呼吸が浅くなりやすいなどなど・・・。
こうして症状を見てみると、非常にパニック障害や社会不安の症状と似ています!
実際に「低血糖症はパニック障害やうつなどの心の病と間違われやすい」
というような内容が、低血糖症の情報サイトに書かれていました。
ここまで知ると、自分が低血糖症かどうか調べる価値は大いにあると思いました。
低血糖症かどうかは「5時間糖負荷検査」でわかる
悪化中の自分が食べてきたものを振り返ってみると、甘いものやお菓子、ジュース、
炭水化物が多く含まれている食べ物など、糖質を過剰に摂取していた気がします。
しかも豆ちょこの場合、糖質の摂り過ぎが主な原因でなってしまう
多嚢胞性卵巣だったことがわかっているので、糖質過剰摂取だったことはほぼ確定。
ということは・・・やはり低血糖症の可能性があるということ。
できることなら低血糖症かどうか検査してもらいたいと思い調べていると、
検査ができる病院はかなり少ないことに気づきました。
しかも、低血糖症の検査は5時間糖負荷検査という検査方法が多く、
5時間かけて9回の採血で血糖値の変化を調べるという、体の負担が大きい内容。
前日の晩から12時間以上の絶食もしなくてはいけないようなので、
病院が近くに無い場合、病院にたどり着くまでの負担も、かなりのものになります。
豆ちょこの場合は、残念ながら検査ができる病院が近くにない為、
検査は保留にし、その代わり低血糖症の本を読んでみることにしました。
食事療法で体質改善をすることが症状回復につながる
原因や症状などの基礎的な内容から、具体的な改善方法などの役立つ内容まで、
低血糖症について幅広く学ぶことができる本を購入しました。
著者は実際に糖負荷検査を行っているマリヤ・クリニック(千葉県)の院長である
柏崎良子先生です。
低血糖症では無かったとしても、食事内容の改善に役立つ情報なども載っており、
食事や運動で体質改善をする方法も学ぶことができる本だと思いました。
ただ、非常に役立つ本ではありますが、自己判断で低血糖症だと決めてしまい、
この本を参考にして一気に食事内容を変えるのは危険なので、注意が必要です。
何事も少しずつが肝心!
少しずつ糖質などの過剰摂取を減らし、不足している栄養を増やしていく。
食事は毎日のことですし、直接体の中に入っていくものなので、
正しい食事療法を続けて行けば、必ず症状回復にもつながってくると思っています。
実際に食事改善を開始して数か月過ぎた今、開始前に比べると調子が良い日が増え、
予期不安などの強い不安感も減ってきていると感じています。
無理はせず、できそうなことから少しずつ一緒に改善していきましょう!
⇒豆ちょこが読んでいる「低血糖症と精神疾患治療の手引」をチェック
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