パニック障害でペットは飼える?アニマルセラピーの危険性

パニック障害の克服を目指すため、自宅療養を始めたとき、
我が家では、アニマルセラピーにも期待し、犬を飼ったことがあります。
今回は、心の病を抱えながら、ペットを飼う危険性をお伝えしたいと思います。

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パニック障害でアニマルセラピーを考える前に!

私がパニック障害になって、自宅療養をはじめて間もない頃、
夫婦で以前から飼いたいと言っていた、犬を飼うことにしました。

私は今まで犬を飼ったことがなかったものの、
夫は実家で飼っていたことがあるということで、変な安心感がありました。

私がほぼ1日家にいる状況になったため、 今なら世話もできると思ったのです。

そんな思いから、私たちはペットショップから、とても元気な子犬を迎えました。
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しかし、私たち夫婦の思い通りには、まったくいきませんでした。

旦那さんは、家で1人でいる私が寂しくないように、
そして、アニマルセラピーになるかもしれないと、淡い期待をもっていましたが、
その思いは、1つも叶うことはありませんでした。

子犬を迎えた日から、私の不安は増え続け、パニック障害が悪化、
旦那さんまでも、パニック発作がでるほど追い込まれてしまうことになったのです。

物音に敏感な症状があると、犬の鳴き声は相当なストレスになる

犬にエサをあげることやトイレ掃除など、基本的なお世話に問題はなかったものの、
子犬の鳴き声と、元気に暴れ回る音が、問題になりました。

私も旦那さんも、犬を飼うことの大変さを理解しているつもりでいましたが、
躾のできていない子犬を飼うことの大変さは、全く理解できていなかったのです。

ペットショップに電話をして、鳴き声対策のアドバイスを受けてみたり、
思いつくかぎりの改善方法を試す日々が続いたのですが、すぐに効果はでず・・・。

鳴き声が常に耳に入り、私の神経は常にピリピリ、
パニック障害は悪化していきました。

そんな中、ついに旦那さんまでも、電車でパニック発作を起こしてしまうことに!
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旦那さんは、犬の声や音へのストレスだけでなく、
犬を飼ったことで苦しんでいる私を見ることを、とても辛く感じていたようです。

そして、ある日私に電話をかけてきた時、電話越しに聞こえる子犬の鳴き声に
「家に帰りたくない」というほど、精神的に追い詰められてしまったのです。

アニマルセラピーどころか、夫婦でパニック障害になる危機に立たされたのです。

パニック障害の家族がいる中で、ペットを飼う危険性について

自分がパニック障害になる少し前のような雰囲気を、旦那さんに感じたことで、
これはすぐに原因から離してあげないと危険だと思いました。

その結果、犬を飼う予定でいたお友達に、子犬を譲ることにしたのです。

本当に無責任な話で、旦那さんも私も、ただ反省するばかりです。
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なんて奴だと思われても、仕方ないと思っています。
とにかく考えが浅はかでした。

この先、同じような反省をする人がいないよう願いを込めて、
犬の幸せのためにも、この一件を皆さんに伝えることにしました。

私は、犬の世話を考える前に、旦那さんが私の世話をしている状況も考え、
犬が飼えるかどうか、判断する必要もあったと思っています。

躾のできていない犬を飼うと、症状が悪化することもある

パニック障害の症状が頻繁にでている時は、神経が過敏になりやすい状態です。

その為、犬の声や音にも、過敏に反応してしまう危険があります。

また、パニック障害の予期不安のせいで、子犬を見て気になることがでてくると
「これで大丈夫かな、どうしようかな」と不安を増やす危険もあります。
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そして、家族として迎え入れたのに、結果すぐに送り出すことになってしまうと、
犬への罪悪感で、症状の悪化が長引く危険もあります。

もしアニマルセラピーの効果が期待できる犬や猫をどうしても飼いたいならば、
せめて、すでに躾ができている子を迎えることを考えてほしいと思います。

パニック障害でもペットを飼いたい時は、ハムスターがおすすめ

犬や猫にこだわらずペットを飼いたい場合、私はハムスターをおすすめします。

ハムスターは鳴き声もほとんどなく、物音も小さいので、ほぼ気になりませんし、
1日1回エサと水を交換するなど、世話も比較的簡単です。

実際、私もハムスターを飼いましたが、仲良く暮らせていました。
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(約2年間、私と一緒に生きてくれました。とても感謝しています。)

もし、命あるものを飼うことに、少しでも不安を感じるならば、
パニック障害がかなり良くなるまで、様子をみた方が良いと思います。

パニック障害の人の中には、アニマルセラピーで症状が改善した人もいます。

しかし、アニマルセラピーは医師の指示のもと行った方が安全です。

私たちのように、お互い辛い状態にならないためにも、
パニック障害中にペットを飼うことの危険性も、よく考えてほしいと思います。

ちなみに、
お友達に子犬を譲った後、旦那さんは何回かパニック発作が起きたものの、
順調に回復し、パニック障害にならずに復活することができました。

きっと、すぐに原因から離す対策をしたことが良かったのだと信じています。

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4件のコメント

  • ひまごろう

    初めまして。とても参考になる記事でした。

    実は、私の妻(専業主婦)も不安神経症です。メンタルに通い続けて2年くらいになるでしょうか。症状は、それほど重くはないと思います。2〜3日に一度、軽めの安定剤を頓服で飲むといった程度です。

    それでも一人で電車に乗るとか、家族で車で遠出などは大変な面もあり、旅行はほとんど行きません。

    そして性格的にも、完璧主義、かなりのネガティブ、なんでも悪い方向に考え、失敗を極端に恐れます。

    先日、ペットショップに行きました。息子がいますが、妻と息子で子犬を大変気に入り、飼いたいと言っています。もし、子犬が家族となり、まさにこの記事のようにペットに癒やされて症状が軽くなるのであれば。。。とも思ったのですが、続けての現状や性格的に、やめたほうがいいのかもとも思っています。

    何かアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      ひまごろうさん、はじめまして(^^)
      奥様が不安神経症とのこと、いろいろご苦労があるかと思います。

      子犬を飼うことについては、奥様が物音や臭いに過敏な状態だと思うなら、
      今飼うのは早いかもしれません。

      私自身がそうだったのですが、この子がいたら良くなるかも!
      飼いたい!と思うと、辞める選択肢が頭から消えていることがあります。

      なので、最終ストッパーは、ひまごろうさんしかいないと思います。

      一番おすすめしたい流れとしては、知り合いに犬を飼っている人がいれば、
      お願いして、家に犬がいる生活を2~3日でも体験してみることです。

      私の家の近所にあるイオンのペットショップでは、
      平日限定で、1泊2日の無料飼い主体験を実施していたりもするので、
      ペットショップでも、お試しできるところはあると思います。

      奥様や息子さんは、やめるとなったら、納得できず、
      ひまごろうさんに不満をぶつける可能性もあると思います。

      なので、やめる判断をしたにしても「やめておこう」ではなく、
      「まずは試してみよう」の方が、皆納得できるかな、と。

      他にも、犬じゃなきゃ絶対ダメなのか?他の動物はどうか?
      しっかり話し合っておくことをおすすめします。

      いつでも飼える環境ならば、焦る必要はないと思います。

      どうか一時の感情で決めず、じっくり考えてみてください(^^*)

  • ひまごろう

    豆ちょこさん、早速のご回答ありがとうございます。

    仰る通りだと思います。その後、妻とも話し合いました。飼うことによる経済的な問題ももちろんあります。心配事も相当に増えるでしょう。いい面ばかりを考えれば、飼ってみたい気持ちがどんどん強くなりますが、やはり冷静になると今は飼うべきではないと改めて思いました。

    とても参考になる、またあたたかいご意見、本当にありがとうございました。私も妻もを支える日々に、正直少し辛いなと思ってしまう時もあります。それでも、こうして救いの手を差し伸べて下さる人もいると気づけたことも、今回とてもありがたいことでした。

    豆ちょこさんのご体調も、より良くなられますように。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      ひまごろうさん、こんにちは(^^)

      奥様と話し合い、一緒に決断できて良かったですね!

      もちろん奥様の気持ちも大事ですが、
      ひまごろうさんの気持ち、そして体調も大事です。

      私の時は、旦那さんにパニック発作がでたと知ってから、
      旦那さんの立場になって考えることの大事さを、
      改めて痛感することとなりました。

      ひまごろうさんも、辛い時は、どうか一人で抱え込まず、
      話せる人に話してくださいね。

      私も微力ながら、ここにいますので(*^^*)

      ひまごろうさんに祈っていただいたので、
      私ももっと体調がよくなるよう、前向きにいきたいと思います!

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