パニック障害になってから、苦手になった電車や人混みの中で
楽しそうにしている人を見て、落ち込むことがありました。
今回は他人と自分を比較してしまう時のお守り言葉を4コマ漫画でご紹介します。
他人と自分を比較して落ち込んでしまう時、思い出したいお守り言葉
「自分は自分、自分を認めて褒めなさい」
何度も電車でパニック発作を経験してしまったことから
豆ちょこは電車への苦手意識が強くなってしまいました。
それでも自宅療養をしていくうちに症状が良くなってきたので
認知行動療法として、目標の駅を目指して各駅電車に乗るようになりました。
始めの頃は、1駅でもかなり緊張していて、乗り終わるとぐったりしていました。
それでも回を重ねるごとに少しずつ駅数を増やしていく中、
いつも途中の駅で乗ってきた人たちが楽しそうに話しながら乗っている姿を見ると
私もあんな風に楽しく乗れたら、不安なく乗れたら、と思うようになりました。
ある日、目標の駅まで乗れたのに、周りの人たちならもっと乗れるのにと、
あからさまに落ち込んで、自分を責めてしまったことがありました。
そんな豆ちょこを見たとき、旦那さんがこう言いました。
「今、自分ができたことを素直に喜びなさい。確かな一歩を進んだでしょ?」
この言葉を聞いた時、自分と他人を比べて物事を考えていたこと、
自分のできたことを、自分でちっぽけなものにしていることに気づいたのです。
他人と自分を比べずに、自分は自分、と思えるようになろう
パニック障害や社会不安になると、以前できていたことができなくなるので、
辛い思いをする人がほとんどではないかと思っています。
そんな中、自分が苦手になってしまったことを楽しそうにできている人をみたら
いいな、羨ましいな、と思うこともあると思います。
羨ましいと思うことで、自分もできるように頑張ろう!と思えれば良いのですが、
不安が常にある時は、他人と自分を比較すると落ち込むことの方が多いと思います。
そんな時は、自分は自分!と他人と比べるのをやめてみましょう。
そして、今の自分を認めて、できたことは思いっきり褒めるようにしてみましょう。
「途中で少し気分が悪くなったけど、できた自分えらい!」
こんな風に、途中で思い描いたようにいかないことがあったとしても、
結果できたのであれば、それはすごいことで、自分を褒めていいことなのです。
パニック障害や社会不安の人は、少なからず他人の目を意識しやすいと思うんです。
だからこそ、意識して「他人は関係ない、自分は自分なんだから」と思うことが大事で、
そう思っていれば、少しずつでも、必ず症状が良くなっていくと思うんです。
ちょっとしたことでも、できた自分に気づいたら、自分を褒めてあげましょうね!
ちなみに、
旦那さんは、気づかぬうちに周りを見て焦っている豆ちょこを見ると、
「よそ見してたら、自分のコースがわからなくなるよっ」
こう言ってくれて、ふらふらしている豆ちょこを元のコースに戻してくれます。
他人と自分を比べていることに長いこと気づいていなかった人は
豆ちょこのように、たまに比べ癖がでてしまうことがあるかもしれません。
そんな時は、身近な人に突っ込んでもらえるようお願いしておくといいと思います。
意識しながら、少しずつ、少しずつ、自分の道を進んでいきましょう。
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