パニック障害や社会不安が悪化すればするほど、不安は膨れていきます。
膨れたままにしておくと、ストレスは溜まるばかり。
今回は、膨れた不安が一気に小さくなった出来事をお話します。
パニック障害や社会不安の人は、泣くことを我慢していることが多い
最近、涙が出たことはありますか?
仕事をしていた時は、「泣くこと=自分の負け」と思っていたところがあり、
パニックになっても、社会不安になっても、負けたくなくて、
仕事をしている間は、「泣く」というスイッチを封印していました。
今思えば、辛い時、苦しい時、悔しい時が数えきれないほどあったのだから、
その度にその時の気持ちを口にだして、泣いてしまえば良かったと思います。
というのも、豆ちょこは泣くスイッチを解禁して、よく泣くようになってから、
慢性的な不安を抱えることが減っていき、予期不安も軽くなったんです。
思いっきり泣きながら不安をはき出すと、不安が一気に小さくなる
豆ちょこの場合、不安が膨らみ過ぎると、よく旦那さんに八つ当たりしていました。
不安で苦しい時、自分が期待している言葉を旦那さんが言ってくれなかっただけで、
「どうしてこういう風に言ってくれないの?」と旦那さんを責めるのですが、
少し時間が経つと、ひどいことを言ってしまったと、ひどく後悔する自分がいます。
でも、その後「あんなこと言ってごめんなさい」と旦那さんに言うと、
「俺も期待に応える言葉がでてこなくてごめんね」という言葉が返ってくるんです。
その優しい言葉に、一気に涙腺がゆるみ、号泣しながら八つ当たりの原因となる
溜まりにたまった不安を旦那さんに向かって話し、最後は謝っていました。
顔は泣きまくってひどいことになっていたと思いますが、涙が自然と止まった時、
膨れていた不安が一気にしぼんだ感覚があり、スッと落ち着いた自分がいました。
症状が悪化している時は、こんなことが1~2週間に1回はありましたが、
不思議なことに回数をこなしていくと、頻度が減り、今はほぼなくなりました。
定期的に泣くことで、不安ストレスを解消できれば、克服に近づく
豆ちょこの実体験から考えても、泣くことは不安を減らす良い方法だと思います。
泣くことが良いことか悪いことかもわからず、豆ちょこは泣いていましたが、
少し調べれば、泣くことを我慢しなきゃ良かったと思う効果が盛りだくさんでした。
パニック障害や社会不安にとってストレスは一番の大敵ですが、
そのストレスを抑えてくれる効果が「泣くこと」につまっています。
パニック発作や予期不安で緊張しやすいことも多いですが、泣くと緊張をほぐし、
リラックスできるような効果もあるので、良いこと尽くめです。
ならば、パニック障害や社会不安の克服に向けて症状を軽くしていくためにも、
涙を我慢することなく、素直になって、泣きたい時は泣こうじゃないですか!
ちなみに、
豆ちょこの甥が今2歳なのですが、わぁ~ん!と大声で泣いていたと思ったら、
おやつをもらった瞬間、涙が止まり、ニコニコ笑顔になっているのを最近見ました。
言葉で伝えられない分、泣いたり笑ったり、表情や動きで伝えているんだな、
と思うと、大人になっていろいろ凝り固まってしまったなぁと思う部分があります。
これからは、人目を気にせず、表情豊かな子供を見習っていきたいと思います!
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