パニック障害や社会不安障害になっても仕事をしていた頃は
仕事中はもちろん、自宅に帰っても笑うことがなくなっていました。
不安感が続きやすい今こそ、笑うこと、笑顔になることの大切さをお話します。
パニック障害や社会不安が悪化するほど笑う機会は減っていく
パニック発作に襲われる前は、友達と一緒に電車に乗ることも多く、
電車の中でたわいもないことを話し、笑い合うことがよくありました。
社会不安障害になった仕事より以前の仕事場では、笑えることも多く、
お昼休みには、同期の友達たちとよく笑いながら話をしていました。
仕事を終えて家に帰れば、テレビを見て、家族でよく笑っていました。
しかし、強いパニック発作に襲われてから、状況は変わっていきました。
電車でパニック発作になる恐怖から、友達からの誘いを断るようになり、
仕事場では、恐怖の対象である社長からの連絡がいつくるかとビクビクし、
家に帰れた頃には、1日の緊張感に疲れ果て、テレビも見ずに寝るように。
当たり前だと思っていた、笑いがちりばめられた場面が、
パニック障害や社会不安になったことで、どんどん無くなっていってしまったのです。
笑える機会が減っても、探し続ければ、新たな笑いに出会える
気づけば1日不安感でいっぱいで、笑える余裕なんてこれっぽっちも無かった、
そんな日があることは、パニック障害や社会不安のあるある話ではないでしょうか?
豆ちょこも症状がひどい時は、笑顔以前に、明るい顔にもなれませんでした。
旦那さんが笑いを作ろうとボケても、「今それどころじゃない!」という気持ちで
冷ややかな目線を送ってしまうことも多くありました。
しかし、そんな反応をされても、旦那さんは私が笑える物を探し続けてくれました。
その旦那さんの日々の努力のおかげで、笑顔が消えていた豆ちょこでも、
ふいに笑える時や、笑える物がでてきたのです。
笑うことが心身の健康につながる。笑えなくても笑顔でいよう。
先日、落語家の人が「笑うことが一番の健康法」と言っているのを聞きました。
この言葉には医学的な裏付けもあり、笑うと幸福感をもたらしてくれる
脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌されると言われています。
パニック障害や社会不安になると、笑えない、という状況が多くなりますが、
そんな時は、作り笑顔でも、顔を笑顔にすると免疫力がアップします。
ということは、心身を健康にしていくために「笑うこと」はとても大切なのです。
予想がつかない結果には、不安よりも面白さが勝つこともある
パニック発作に頻繁に襲われ、症状が悪化している時でも、
豆ちょこが唯一笑えたバラエティ番組の、とある回があります。
その番組と、放送時のタイトルがこちら。
「内村さまぁ~ず」76回目の放送
そろそろ人間ドッグで体の不安を解消したい男達2009!
内村さん・三村さん・大竹さんの3人とゲストの出川さんが人間ドッグを受け、
その診断結果を面白おかしく発表していた回なのですが、これが笑えました。
この回の中に「こんなバラエティ無ぇだろ」と連呼してしまうほどの衝撃がある
笑えるポイントがあるんです。
旦那さんも大爆笑したお気に入りの回なので、DVDも買ってしまいました。
ちなみに、他の内村さまぁ~ずのDVDは持っていません。この1本だけです。
パニック障害や社会不安になって、バラエティ番組を見ても笑えなくなってしまった、
バラエティ番組を見る気にもなれない、そんな状態の時でもおすすめしたいです。
自分が笑える瞬間を増やしていくことができれば、不安を感じる時間が減っていき、
克服への道が近づいてくると、豆ちょこは信じています。
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