今回の記事は、パニック障害や社会不安が悪化している時には読まないでください。
なぜなら、豆ちょこが悪化している時に読んでいたら、
ショックを受けて、落ち込んでいたかもしれないと思うからです。
それほど衝撃的だった、アドラー心理学についてお話します。
心理学部門で半年以上1位をとり続ける本「嫌われる勇気」と出会う
不安障害の認知行動療法本「不安もパニックも、さようなら」を読み終えた時、
本の内容でも症状を改善でき、克服も夢じゃないと思えるようになりました。
そして、次に手にした本が「嫌われる勇気」でした。
本当は同じ著者の本をもう1冊読んでみようと思っていたのですが、
同じ心理学というカテゴリーで、どこのお店でも1位になっているうえに、
400人以上もの人が満点評価をしていた為、心が動いてしまいました。
読んだ人たちが「衝撃を受けた」「意識を変える劇薬」と口コミで書くだけあり
この本を読み進めるほど、豆ちょこも衝撃を受けました。
パニック障害や社会不安で感じてきた不安にも目的がある?!
この本を読んですぐ、何年も自室にこもりっきりの男性の話がでてくるのですが
パニック障害や社会不安になった人には衝撃的過ぎる内容が書かれています。
もし、この本に書かれていることが100パーセント正しいとなったら、
「不安で電車に乗れなかった」「不安で仕事場に行けなかった」ということが、
「電車に乗りたくないから、不安な感情を作り出していた」
「仕事場に行きたくないから、不安な感情を作り出していた」
こんなわがままにも思える目的のために、不安になっていたと言うことになります。
豆ちょこは、パニック発作になったことさえ自分の目的を達成するためなのかと
自分の考えを疑ってしまうほど衝撃を受けました。
衝撃の連続でも、ありのまま生きていく考え方を知ることができる
今の自分がわがままなのか、考え方が甘いだけだったのかと戸惑う内容の連続に
途中から、読むのが怖くなるほどでした。
でも、怖いもの見たさのような感覚で、結局1日かけて一気に読んでしまいました。
すると、読み終えて戸惑いは残っているものの、「今からはこうしてみよう」と
前向きに自分を変えてみようと思う気持ちが生まれたことに気づきました。
「アナと雪の女王」が大ヒットとなり、「ありの~ままの~」と歌っていますが、
この本を読むと「ありのまま」がどれほど自分にとって大事なことかわかります。
パニック障害や社会不安になったからこそ、「いま、ここ」を意識して生きる
豆ちょこが仕事をしていた時は、過去の辛い出来事を思い出しては苦しくなり、
症状が一向に良くならない自分の先々に強い不安を感じてばかりいました。
しかし、この本を読んだことで、あの時の自分は過去や未来のことばかり考えて
現在の「今の自分」をほったらかしにしていたことに気づきました。
パニック発作は、ほったらかしにしていた自分が悲鳴をあげたからなのかも、
とまで思っている自分がいます。
今は、過去の自分より「今の自分」について考えられていると思ってます。
あなたはいかがですか?「いま、ここ」に生きていますか??
豆ちょこが伝えたことは、この本のほんの1部なので、もし興味がでてきた時は、
実際に読んでみてはいかがでしょうか?
300ページほどの内容が5段階に分かれているので、豆ちょこのように一気読みせず
休みながら読むことをおすすめします。
⇒自己啓発の源流アドラーの教え「嫌われる勇気」はこちらをチェック
「電車に乗りたくないから不安を起こす」
「仕事に行きたくないから不安を起こす」
というのはハッとさせられました。
この辺の考え方はエリック・バーンの交流分析に詳しくあって、
「今の身体や心の不調は自分から望んでなったもの」
という考え方をしています。
そして、なぜ、自分から病気になる道を選んだのかを考えていき、その源流の部分、いわゆる心の傷を癒していきましょう、というものです。
認知行動療法では、「うつ病を起こす思考を直していきましょう」というものだと思いますが、交流分析やゲシュタルト療法になってくると、
「なぜ、うつ病を起こす考え方にとらわれるようになったか」に焦点を当てていきます。
私は交流分析に触れることができて目からウロコが落ちる思いでした。
ハルオさん、コメントありがとうございます。
エリック・バーンの交流分析、
ゲシュタルト療法、どちらも私は知らないのですが、
アドラー心理学とつながりがありそうな感じですね。
なぜうつ病を起こす考え方にとらわれるようになったか、
この疑問に、私もハッとさせられるものがありました。
すごく参考になるご意見、ありがとうございます(*^^*)