私のパニック障害の原因は、アイツに違いない!
母親、父親、子供、夫、妻、はたまた彼氏、彼女?
身近な人に疑心、不安、ストレスを抱えている時に気づきたいことをお話します。
パニック障害の原因、間違えていませんか?
パニック障害の原因について、最近こんな相談をいただきました。
「私がパニック障害になったのは、親のせいじゃないかと悩んでいます。
(中略)もし親が原因なら、私は親と離れて暮らした方がいいのでしょうか?」
実は、私も同じような悩みを抱えたことがあります。
このように家族や恋人にパニック障害の原因があると思い悩む人は多いようなので、
今の私の考えを、ここにまとめておきたいと思います。
私の場合、パニック発作の引き金は、仕事場の社長だと思っていました。
だから、パニック障害になったのは、社長のせいだ!と思っていた時もありました。
しかし、仕事をクビになり、接点がなくなってもパニック障害はよくならず、
いつしか原因は母親にもあるのでは、と疑うようになりました。
すると、「もしかしたら」という思いが強くなっていくほど、
会って話すことが、不安になり、恐怖になっていきました。
今考えると、なんて恐ろしい「思い込み」だったのだろうと思います。
私のパニック障害は、母親と顔を合わせていても、改善していきました。
自分の思い込みから、ストレスを溜めこんでいませんか?
誰かと話していると、自然と喜怒哀楽の感情がでてくるように、
他人が自分に与える影響力というのは、意外と大きいものです。
家族や恋人、身近な人なら、なおさらに・・・。
だからこそ、自分の思いと違う言動をされると、目にとまりやすいものです。
私は、母親から見て、自分はこういう風にいなくちゃ!と思っていたところがあり、
無意識に心配をかけるような言動はしないよう気を付けていました。
しかし、これはパニック障害が悪化していた時の私にとって、
ストレスを増やす考え方でした。
大丈夫なの?と聞かれて、大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言ってしまう。
本当は辛いのに、辛いと言えない。
私を苦しめていたのは、母親じゃなかったのです。
私を苦しめていたのは、自分が勝手に作った「決めつけ」や「思い込み」でした。
自分自身で、ストレスになることを作りだし、そのストレスを溜めこんで、
パニック発作を誘発していたのです。
パニック障害の原因は、自分が作ったものかもしれない
家族や恋人に暴言、暴力を受けているなら、
すぐにでも距離を置き、離れて暮らした方がいいと思います。
でも、もしそうじゃないとしたら。
相手のちょっとした言動に、不安や不満を感じているのなら。
その感情は、自分の思い込みからでてきていないか、
確かめてもいないのに、決めつけていないか、考えてみてもいいと思います。
パニック発作がでやすい時は、自分のことで頭がいっぱいになりやすいものです。
なんで?どうして?と考えた時こそ、相手の気持ちも考えてみる時ではないか?
今の私は、そう思っています。
私もそうでしたが、パニック障害の原因を調べる人は本当に多いようで、
パニック障害と合わせて検索をかけるキーワード1位は「原因」となっています。
私が今まで調べてきたことは、すでにまとめてありますので、
まだ読んでいない人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→パニック障害の原因をまとめて効果的な改善法を見直そう!
母親、父親、子供、夫、妻、彼氏、彼女など、どんな相手であれ、
相手も同じ辛い目に合わなければ、あなたの辛さを完全には理解できません。
だから、相手が自分の思い通りにならないのは、普通のことなのです。
でも、だからこそ、少しでも理解してくれようとする人、
自分のために動いてくれる人がいるなら、それは幸せなことなのです。
しかし、どうしても今の自分にとってストレスの種になると思うなら、
少し距離を置いて、様子を見てみるのも1つの手だと思います。
白か黒か、ではなく、辛い時こそグレーを選んでみるという方法です。
自分の思い込みじゃないか?決めつけていないか?
誰かを疑う気持ちがでてきた時は、まず、そう考えてみることをおすすめします。
でも・・・、
そういう私も、まだ思い込んだり、決めつけちゃう時、あるんですけどね(苦笑)
それでも、そんな自分に気づいていくってことを、大事にしています。
相手を変えられないなら、自分の考え方から変えてみる、
そんな柔軟な考え方も、意識していけたらいいのかもしれませんね。
コメントを残す