パニック障害はカフェインを控えた方が良いという情報から、
緑茶やコーヒーが飲みたいけれど、我慢している人も多いと思います。
でも、本当にパニック障害はカフェインの影響を受けるのでしょうか？

カフェインがパニック障害を悪化させる原因とは

パニック障害について調べている時、カフェインはパニック障害を悪化させる、
カフェインを含む飲み物や食べ物は控えた方が良い、
そんな情報を何度も目にしたことがあります。

しかし、本当にカフェインの影響ってあるのでしょうか？

カフェインがパニック障害を悪化させる原因を調べてみたところ、
とある精神科・心療内科の公式サイトの中に、納得できる答えがありました。

コーヒーをたくさん飲むと動悸を感じるという方がいますが、これはカフェインの強心作用によるものなのです。

強心作用は精神へ直接影響するものではありませんが、この強心作用による心拍数増加・動悸が不安を増悪させパニック障害などの精神障害を悪化させることが指摘されています。

簡単に言ってしまえば、カフェインの強心作用でドキドキしやすくなるから、
パニック発作につながりやすく、パニック障害を悪化させる恐れがある、
という感じでしょうか。

ここまで知った私は、コーヒーや緑茶はもちろん、大好きだった紅茶やココアなど、
知っている限りのカフェインを含む飲み物・食べ物を控えてみることにしました。

カフェインを控えればパニック障害は改善するのか？

カフェインを含む飲み物・食べ物を調べたうえで、
私が意識して控えていたものを紹介します。

コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラ、栄養ドリンク、チョコレート

調べてから知ったものもあり、私の場合、特にコーラはノーマークでした。

パニック障害が特に悪化していた時に控えることを決めた私は、
完全に飲まない・食べない道を自然と選んでいました。

しかし、どれも好んで良く飲んだり食べたりしていたため、
私は、控えることが逆にストレスを溜めることになってしまいました。

最終的には、飲むのも嫌、飲まないのも嫌になってしまったのですが、
旦那がノンカフェインの紅茶を買ってきてくれたことで、
飲めない辛さが解消でき、私は落ち着いていくことができました。

しかし、旦那まで巻き込んで、カフェインを控える生活をしていましたが、
カフェインを摂っていなくても、調子の波はありました。

個人的には、カフェインはパニック障害を悪化させる恐れはあるけれど、
控えたからといって、パニック障害が改善するものではない気がしています。

個人的結論は「カフェインは摂り過ぎなければ、摂って良し」

知っている限りのカフェインを含む飲み物・食べ物を控えていた私ですが、
パニック障害が改善していくにつれ、考え方がゆるくなっていきました。

最近では、カフェイン入りの普通の緑茶や紅茶もたまに飲みますし、
寒い時期は特に美味しいココアも飲むようになっています。

旦那につられて、たまにチョコレートがかかったお菓子も食べたり、
気づけば、カフェイン摂らない！から、摂り過ぎ注意レベルの意識になりました。

最初に紹介したカフェインの強心作用について書かれていたサイトにも、
締めには「適度な摂取ならば、問題ない場合がほとんど」と書かれていました。

だから、コーヒーが飲みたいなら飲んでも良いと、私は思います。
ただし、飲みすぎないことが重要だと思います。

私の場合は、1日1杯程度で調子を崩したことも無いですし、
正直、カフェインの影響を感じたことは、今まで一度もありません。

逆に、これを摂ったら悪化する！と思いながら食事をする行為自体が、
心身に悪影響を及ぼす危険があると思います。

パニック障害を食べ物で改善するために断糖は必要なのか？でも伝えた通り、
急激な変化は、体に強い負荷をかける危険があります。

どんなものでも、摂り過ぎは良くない。バランスが大事！なんだと思います。

今の私なら、コーヒーだって緑茶だって紅茶だって、飲みたい時に飲みます！
でも、飲みすぎないように、1日1杯程度で。私は1杯でも満足です。

パニック障害とカフェイン、あまり深く関連付けず、
摂り過ぎ注意くらいの意識で、あなたも考えてみてはいかがでしょうか？

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