パニック障害の薬物治療は副作用や長期服用に気を付けて!

あなたはパニック障害や社会不安障害の治療薬を飲んでいますか?
飲んでいるなら、その薬がどんな薬か知っていますか?
先生の指示通りに飲んでいれば問題ないと思っていたけれど、
最近は問題があったのではないかと思うことが増えてきたので、お話します。

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先生は薬について、説明をほとんどしてくれなかった

豆ちょこはパニック障害と社会不安を併発してから、
約4年間レスタスとデプロメールという薬を飲み続けていました。

しかし、この2種類とも長期間の服用となった薬にも関わらず、
今思えば、服用期間中は、薬に対しての知識がほとんどありませんでした。

デプロメールがSSRIというセロトニンを増やす薬だということを知ったのも
断薬して約半年が経った、ごく最近のことです。

レスタスとデプロメールという薬をどうして2種類も飲む必要があるのか、
それぞれにどんな効果や副作用があり、基本的な服用期間はどの程度なのかなど、
先生から説明を受けたことは一切無く、今でも明確な答えはわからないままです。
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どうして約4年間も飲んでいたのに、1度も詳しく聞かなかったのだろうと
自分なりに振り返ってみながら考えてみました。

考えてみた結果、少なからず薬の効果を感じていて、自分が助けられていたことと、
飲んでいる間に副作用などの悪い症状が出ていなかったからではないか、
という考えにたどりつきました。

薬のデメリットを感じて、初めて薬の知識が無い自分に気づく

パニック障害や社会不安になると、本当に辛い思いをすると思います。

その辛さが、薬を飲むことで少しでも和らいでいると感じていれば、
「どんな薬であれ、自分には必要だからいいや」という気持ちがあったと思います。

さらに豆ちょこの場合、服用期間中は副作用を疑うような悪い症状が無かったので
薬に対してのデメリットが無かったのです。

しかし、断薬をしてめまいや悪い妄想など、心身共に離脱症状が起きたことや、
女性ホルモンが減少して、不正出血や生理不順が起きたことで、
初めて薬のデメリットを感じることになり、薬の知識が無い自分に気づいたのです。
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もし、心身共に離脱症状がなくスムーズに断薬ができていれば、
薬の知識の有る無しを気にすることはなかったかもしれません。

認知行動療法も同時に行うことで、長期服用が回避できる場合もある

飲み始めた頃からレスタスとデプロメールがどんな薬か詳しく知っていたら、
豆ちょこは同じ薬を4年間飲み続けていなかったと思います。

精神科の先生がネット上で公開されている情報を見る限り、
レスタスもデプロメールも、長期服用は依存の危険性がありそうでした。

また、きちんとパニック障害や社会不安の完治を目指すことを考えている先生は、
薬物治療で症状が良くなってきたら、認知行動療法も行う場合が多かったです。
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探せば、薬を処方する前に認知行動療法から提案してくれる先生もいるようです。

薬物治療と共に認知行動療法を行う方が、回復が早い場合が多いようなので、
通院中に認知行動療法を試してみたかったという思いがあります。

豆ちょこの場合、薬物治療しか頭にないような先生としか出会えなかったのも
同じ薬を長期服用する原因になった気がしてなりません。

パニック障害や社会不安に薬物治療が必要ならば、詳しい説明も必要

パニック障害や社会不安に、薬物治療が必要かどうかは、
素人の豆ちょこに判断できるものでは無いと十分理解しているつもりです。

その為、あくまで豆ちょこ個人の意見として聞いてもらえたらと思います。

薬を飲み始めた頃は、社会不安障害を併発するほど症状が悪化していたので、
私には薬物治療は必要だったのだろうと感じています。

しかし必要な場合は、薬に対しての効果や副作用などの詳しい説明や
その時の重症度で必要と思われる服用期間などは知らせるべきだと思いました。
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なぜなら、詳しい説明があることで、改めて用法用量を守って飲もうと思えるし、
先生の説明があった期間、薬を飲んだ後に、減薬をしていくか、違う薬に変えるか、
薬についての相談もしやすく、納得しながら薬と付き合えると思うからです。

もし今、薬を飲んでいるなら、自分の飲んでいる薬を理解したうえで、
信頼のできる先生と相談しながら、服用していってほしいと思います。

本人が気づかない時もあるので、周りのサポートも大事

もし自分の周りにパニック障害や社会不安で薬を飲んでいる人がいたら、
まずは飲んでいる本人に、飲んでいる薬について優しく聞いてあげてください。

パニック障害や社会不安になると、薬のことより他のことで不安になっているので、
薬を飲んでいる時は、豆ちょこのように自分で気づけない人もいると思います。

だからこそ、もし飲んでいる本人に聞いて、薬の知識がないようであれば、
どんな薬なのか、周りの人が調べてあげてほしいのです。

そして、わからないことがあったら、次回の診察に同席してでも、
本人の代わりに、先生に薬のことや服用期間などを質問してあげてください。
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その時は飲んでいる本人に、説明は必要ないと言われるかもしれませんが、
きっと症状が良くなってきた時に理解でき、感謝されることになると思います。

飲んでいる本人が薬に対して理解できていれば、いずれ起こるかもしれない副作用や
減薬時や断薬時の離脱症状も、起きた時の受け止め方が変わってくると思います。

体に悪影響がでてから「知らなかった」ことで、予想外の辛い思いをしないよう、
自分の飲んでいる薬について、ある程度「知っておく」ことをおすすめします。

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