パニック障害について調べている時、有名人のニュースをよく見かけていました。
社会不安障害や全般性不安障害など、いくつかの不安障害がある中、
なぜパニック障害になる有名人が多いのか、その理由を考えてみました。
有名人は長時間パニック発作が起こりやすい環境にいる
パニック発作が起こりやすい環境って、どんな環境だと思いますか?
電車やバスに乗っている時、美容院や歯医者にいる時、外食している時、
打合せでプレゼンしている時、閉鎖空間と思える場所にいる時など、
豆ちょこはさまざまな環境でパニック発作を経験してきました。
この中で共通点を考えると、
その時の自分が「すぐに逃げられない」と思う環境にいたことに気づきました。
その気づきから、有名人の場合、豆ちょこのような一般人よりも、
パニック発作が起きやすい場所や状況にいるときが多いことがわかりました。
例えば、テレビ番組の収録や生放送、ステージに立つ舞台やライブ、講演会など。
豆ちょこがパニック発作を経験した電車を使って移動することも多いでしょうし、
多忙な有名人ほど、外食も多いようなイメージがあります。
そう考えると、有名人はパニック発作を1度経験してしまうと繰り返しやすく
発作が起きても休みにくいことから、パニック障害になりやすいのかもしれません。
人の前に立つ緊張やプレッシャー、有名人は過度なストレスを抱えやすい
パニック障害になる原因の1つに、ストレスの溜め過ぎがありますが、
豆ちょこも通院中は、先生から「ストレスを溜めないように」と言われていました。
それでも「仕事を辞められない」という思いから、自分の体のサインを無視して、
結局ストレスを溜めこんで、悪化してしまいました。
豆ちょこの場合は、収入の問題もありますが、家族に心配をかけたくないなど、
少なからず周りの人のことも考えた結果、「辞められない」思いが作られました。
では、有名人はどうでしょうか?
一般人の豆ちょこと比べれば、何十倍も仕事で関わる人が多いでしょうし、
先々の予定もつまっているでしょうし、周りからの期待値も大きいことでしょう。
となると「辞めるわけにはいかない」と自分にプレッシャーをかけるでしょうし、
多少の無理はある意味慣れっこで、ストレスも普通になっているかもしれません。
パニック発作で体のサインがでたにも関わらず、人の前に立ち続ければ、
ストレスが溜まりにたまって、パニック障害が悪化しやすいことも想像できます。
有名人ほど一度自分と向き合わなければ、パニック障害は治りにくい
パニック障害になっても、仕事を続けながら克服を目指す人もいると思いますが、
仕事がパニック障害の原因を作った場合、周りの理解と協力は必要不可欠です。
それでも、まだまだ理解も協力もしてくれる仕事場は少ないので、
休職したり、退職したり、豆ちょこのように仕事をクビになることもあります。
芸能界にいたら、代わりなんていくらでもいるなんて言われかねないでしょうし、
協力体制があることは、ほとんど無いように思えます。
だから、一度休養したり、引退まで決断する有名人が多いのではないでしょうか。
休養さえもしていないように見えるパニック障害を経験した有名人もいますが、
仕事量を調整して、自分と向き合う時間はきっと作ったと思います。
有名人にしろ、豆ちょこのような一般人にしろ、パニック発作がでたら、
何が原因で起こったのか、自分と向き合って考えることが大事なんだと思います。
克服した人も増えていく!パニック障害を克服した有名人もたくさんいる。
有名人でパニック障害を克服した人を思い浮かべると、
豆ちょこは、堂本剛さんや、IKKOさんがすぐ頭に浮かびます。
皆さんはどんな有名人が浮かびますか?
中川家の剛さんや長嶋一茂さんがパニック障害を克服するまでをまとめた
テレビ番組を見たこともあります。
他にも、芸能人では田中美里さん、川上麻衣子さん、島田洋七さん、
アンルイスさんなど、たくさんいました。
ちなみに、
海外でも、あのマイケル・ジャクソンさんや、ジョニー・デップさん、
ニコラス・ケイジさん、ナオミ・キャンベルさんなど、大物な方たちも経験者!
みんな辛い思いをいっぱいしたと思いますが、克服しているんです。
なりやすい環境にいる有名人でも、多くの人が克服できている事実は、
これから克服する人にとって、とても励みになります。
パニック障害になる人も増えていますが、克服した人もその分増えている、
そんな事実があることを、しっかり胸に刻んでおきたいと思います。
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