仕事をクビになった豆ちょこでも、パニック発作が電車でよくでていた時や
社長がくる度に動悸に襲われている時はパニック障害で退職を考えていました。
今、症状が良くなってきて思ったことをお話します。
パニック障害と社会不安になって何度も退職を考えるように
正社員、アルバイト、どんな雇用形態でも、働いている間に不安障害になると
仕事を辞めようか、退職願いをだそうか、1度は悩むのではないかと思います。
豆ちょこはパニック障害の症状が悪化していくほどに、通勤で使う電車が苦痛で
いつか仕事場に行けなくなるかもしれないという不安を常に抱えていました。
社会不安障害を併発してからは、通勤の不安に加え、仕事場での社長とのやりとりが
本当に辛くて、「次に発作がでたら仕事を辞めよう」と何度も思っていました。
今思えば、早く決断すれば良かったと思うことがいくつかあり、
その決断の内容や早さが、克服にも大きく影響してくることを実感しています。
退職するかどうか悩むなら、休職という選択があることも考える
もし今、パニック障害や社会不安の人に退職の相談を受けたら
まず「克服できたら、今の仕事を続けたいかどうか」という質問をすると思います。
そこで「続けたい」という答えが返ってきたとしたら、
決定権のある人に自分の状態を伝え、半年や1年くらい休職することを提案します。
豆ちょこは、仕事をクビになる前にパニック障害と社会不安障害になったことを
会社側に伝えていました。
そして、パニック発作が恐いので、通勤を続ける自信がないことを伝えたところ、
お給料は下がりましたが、在宅勤務にしてもらったこともありました。
しかし、社会不安の大きな原因となっていた社長とのやりとりがあったので、
半年ほど在宅勤務をしたものの、その間に症状が良くなることはありませんでした。
今思えば、この時に休職という選択肢があることに気づきたかったです。
豆ちょこの実体験から考えると、自分の中で仕事が大きな負担になっているなら、
「一度しっかり離れる」ということを大事にしてほしいと思います。
パニック障害や社会不安の原因から早く離れたら、早い克服が期待できる
豆ちょこが自宅療養を始めて間もない頃、旦那さんが電車に乗っている時に
パニック発作になったことがありました。
その時に考えられた原因は、電車自体が原因ではなく「犬の鳴き声」でした。
その後、なるべく早く犬の鳴き声対策をしたところ、
1週間くらいは、軽いパニック発作がまた電車で数回あったものの
2週間ほど過ぎた頃には、ほぼ無くなり、1か月過ぎた頃には治まっていました。
この時の旦那さんを見て、1日でも早く原因からしっかり離れることができれば、
その分、早く治りやすいのではないかと思いました。
白黒の2択以外に、グレーな3択目の答えを見つけることも大事
症状が悪化している時は、はっきりした白黒の答えばかり頭に浮かびがちです。
退職する、退職しないの白黒ではなく、休職するというグレーも足してあげれば、
休職中に少しずつ状況が変わり、また新たな選択肢を増やせるかもしれません。
ちなみに、
今の仕事にそこまでこだわっておらず、金銭面でサポートなどがあれば、
退職を選択するのも良いのではないかと思います。
仕事は生活を豊かにするものですが、その土台に自分の心身の健康がなければ、
いくらお金があっても幸せではないですよね?
豆ちょこは自分で選択できず、結局仕事をクビになって離れましたが、
今は仕事から一度しっかり離れて良かったと思っています。
一度しっかり離れ、しっかり休むことも、大事な克服法の1つだと思いますよ。
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