パニック障害克服のため、定期的に電車に挑戦しています。
先日は、ついに途中下車せずに終点の池袋まで行くことができました!
そこで、なぜ途中下車せず行けたのか、考えてみたいと思います。
不安を感じながらでも、電車に乗り続けることはできる
認知行動療法として苦手意識のついた電車に挑戦をするようになって、
各駅電車で池袋まで行く挑戦は2回目となります。
※1回目の挑戦記事:パニック障害で乗れなくなった電車の練習で気づいたこと
前回は、あとひと駅で池袋!というところで、予期不安と動悸に耐え切れず、
1度途中下車をはさんで、目標の池袋にたどりつきました。
しかし、2回目の挑戦となる今回は、途中下車しないで行けました!
ただ、体の調子は前回も今回も同じような感じだったと思うのですが、
実は今回の方が電車に乗っている間、不安を感じていることが多かったんです。
それなのに、なぜ今回は途中下車をしないで乗り続けることができたのか?
豆ちょこなりに考えた結果、新たに気づいたことをあげていきたいと思います。
動悸などの不快な症状がでたら、様子を見てみる
今回の豆ちょこは、電車に乗った時から軽い緊張感に包まれて、
電車のドアが閉まると、意識すればわかる程度の軽いドキドキ感がありました。
発車して1分もしないうちに、旦那さんに「もう辛いかもしれない」と告白。
すると旦那さんは「いつでも降りていいよ」と、軽く返してくれました。
この何気ない会話が、豆ちょこに力を与えてくれたような気がします。
軽い動悸を感じるものの「もう少し様子を見てみよう」と思いました。
ドアが閉まると軽い動悸を感じ、駅が近づくと静まりを繰り返すものの、
様子を見続けるうちに、乗り始めよりも、この状況に慣れてきた自分がいました。
「あ~、軽くドキドキしてる」「あ、静まったかも」と何度か思ううちに、
ドキドキしても何も起こらないということを確認できたのかもしれません。
電車を降りても降りなくても、動悸は静まる
池袋に近づくにつれ車内で立つ人が増え、軽く混雑している状況を目にすると
前回同様、不安が膨れていきました。
そして、前回途中下車した、池袋のひと駅前の駅に到着する寸前、
不安と緊張で、心臓バクバクの激しい動悸が襲ってきました。
旦那さんに「今、めっちゃバクバクしてる」と伝えると、
「大丈夫」という言葉とともに、豆ちょこの手を強く握ってくれました。
その瞬間、前向きな自分を後押しされ、降りない選択ができたのです。
心臓のバクバクを感じながらも、旦那さんの手を強く握りしめていると、
電車が動きだして1分ほどで、すーっと激しい動悸が静まる体験をしました。
そして、何事もなかったかのように池袋の駅に降り立つことができたのです。
苦手意識がついたものに挑戦する時のポイントまとめ
常に不安を感じ、軽い動悸を繰り返し、激しい動悸を感じるなかでも、
途中下車せずに目的の駅まで行けたことは、大きな自信になりました。
これからの自分や、電車など苦手意識のついたものに挑戦する人のために、
今回できたことで気づいた、良かった考えをまとめておきたいと思います。
- 不安を感じても「不安でも仕方ないか」と受け入れ続ける
⇒不安を感じると、不安を感じている自分はいけないと思うことがあります。
でも、苦手なものに挑戦しているなら、不安を感じるのも普通なこと。
そこで不安を受け入れてみたら、不安が爆発することはありませんでした。 - 動悸などの不快な症状がでたら、様子を見てみる
⇒不快な症状を感じると「どうしよう」と予期不安を起こすことがあります。
動悸を感じても「ドキドキしてるな」と今起こっていることだけを受け止め、
ドキドキの様子を見るようにすると、静まっていくことに気づきました。 - 降りても降りなくても、何も変わらないことに気づく
⇒激しい動悸がでた後、途中下車も乗り続けることも体験したことで、
どちらの選択も、不快な症状は同じように静まっていくことがわかりました。
何も変わらないことに気づくと、立ち向かう気持ちが強くなりました。 - 辛いと思う自分がでてきた時は、信頼できる人に素直に伝える
⇒信頼できる人に自分の状況を伝えておくと、とても心の支えになります。
そして「何かあっても助けてくれる人がいる」と思うことができるので、
恐怖と向き合った時、逃げない自分を後押ししてくれました。
今回まとめたことは、どれも全て大事だったと感じています。
豆ちょこのように、挑戦したことで気づけることもたくさんあると思うので、
最終目標の克服に向けて、自分のできる範囲で挑戦していくといいと思います。
小さな目標でも、できる自分を増やしていくと、できる幅が広がりますよ!
最後に、
池袋に降り立った後、実は山手線も1駅チャレンジしました!
何年ぶりかも思い出せないほど乗っていなかった山手線。
1駅と決めて乗ったので、3分ほどの往復でしたが、乗れました!
こうやって地道に乗れる距離をのばしていきますよ~!
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