パニック障害をランニングで改善!激しい運動の本当の効果

パニック障害の運動療法について様々なサイトで情報収集していると、
「激しい運動は避けて」との注意書きを見かけました。
本当に避けるべきなのか、豆ちょこなりに調べ、答えをだしてみました。

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激しい運動はパニック発作を引き起こす要因?

有酸素運動がセロトニン活性になり、パニック障害の改善につながるということは
すでにお話していました。

最初は今の自分に合った続けられそうな運動から始めることが一番だと思いますが、
継続していけば次のステップも考えることになると思います。

豆ちょこ自身、30分程度のウォーキングに慣れてきたと思ったころ、
有酸素運動の王道であるランニングもしていこうかと考えたことがあります。
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しかし、一部のパニック障害の情報サイトで、
「激しい運動はパニック発作を引き起こす要因になる」
「疲労物質が溜まるため良い影響がない」という内容を見かけていました。

逆にパニック障害を改善する最も効果的な運動は「ランニング」
激しい運動をおすすめするような内容も見かけていました。

本当はどっちなの?!

そんな時、パニック障害への効果についても書かれているという、
「脳を鍛えるには運動しかない!」という本と出会いました。

激しい有酸素運動はパニック障害に効果があった!

パニック障害も社会不安もざっくりいってしまえば脳が原因と言われる中、
「脳を鍛えるには運動しかない!」では、まさに原因を真っ直ぐとらえて、
運動をすれば脳は良くなることを、実例と共に紹介している本でした。

パニック障害のストレスや不安はもちろん、うつやホルモン異常の症状なども、
全て心拍数が上がるランニングなどの激しい有酸素運動で良くなるというのです。
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実際に不安が強い人たちを集め、軽い運動と激しい運動をする人に分けて
2週間ほど20分の運動を続けてもらったところ、激しい運動をした人の方が、
不安を恐れなくなるなどの大きな効果がでたという調査結果も書かれていました。

この本を読んでいると、激しい有酸素運動はパニック障害に効果があるとわかり、
効果的な理由も、研究結果などからの説明で十分納得することができました。

そして、踏み台昇降やウォーキングで体力がついてきたら、ランニングしよう!
そんな自分なりの答えを出すこともできました。

ランニングや水泳など心拍数を上げる運動をしていこう

心拍数を上げる運動、つまり激しい有酸素運動を毎日最低15分続けることが
パニック障害の症状改善に大きな効果があるようです。

激しい運動で克服を目指すことに興味を持った人は、
どの程度心拍数を上げればいいかなどの詳細も今回紹介した本に書かれているので、
ぜひ一度読んでみてもらえたらと思います。

豆ちょことしては水泳をやりたいな~と思うものの、近くに泳げる施設が無いので、
やはり真剣に取り組む時は、ランニングを選択することになりそうです。

運動を開始する際は、少なからず多少無理をすることになる人が多いと思いますが、
「多少の無理」レベルでできる運動をしていくことを頭に入れておきましょう。

なぜなら、どんなに効果的なことでも、無理をし過ぎれば逆効果になります。

パニック障害や社会不安障害になった原因に、少しでも自分の頑張り過ぎや、
無理のし過ぎがあったと思うならば、多少の無理を常に意識すると良いと思います。

また、長時間やるよりも、短時間でも毎日続ける方が効果は高いようなので、
週2~3回1時間するよりも、ほぼ毎日30分続けることをおすすめします。

継続的な激しい有酸素運動でパニック障害を克服した!という人もいたので、
動けるようになってきたら、克服に向けて運動療法も実践すると良いと思います。

追伸
「激しい運動は避けて」という内容が書かれている情報サイトについては、
誤った情報を掲載しているわけではなく、情報が古くなっただけだと思われます。

実際に今回紹介した本で「医学界でも運動を避けることを数十年間すすめていた」
というような内容が書かれていました。

しかし、今は研究結果により誤りだと証明されているとのことなので、
最新の情報としては「激しい運動は避けなくて良い、むしろ効果がある」
ということになると、豆ちょこは思っています。

ただし!体力が無い状態でのランニングは、非常に危険だと思いますので、
軽い運動である程度体力がついてから実践することを強くおすすめします!

⇒パニック障害に効果的な運動方法が紹介されている本はこちら

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