パニック障害や社会不安になった人なら、頑固、真面目、完璧主義、
気にしすぎ、言っても聞かない、こんな言葉を誰かに言われたことはないですか?
今回は自分の強いこだわりから抜け出していくためのお話をしたいと思います。
自分のこだわりが悩みや不安の種になる
豆ちょこは、頑固、真面目、完璧主義、気にしすぎ、言っても聞かないという言葉、
全て誰かに言われたことがあります。
旦那さん1人に限定したとしても、全てです(苦笑)
どの言葉も意味は違いますし、言われた時の受け取り方も違いますが、
実は共通する点があります。
それは、こだわりが強いことです。
こだわりが強いと、職人さんのように良い結果につながることもありますが、
パニック障害や社会不安になった人にとっては、悩みや不安の種となる場合があります。
「こうあるべきだ」「こうするべきだ」「こうしないといけない」という考えも
自分の強いこだわりから生まれていることが多いです。
さらに、頑張っても空回りしてしまったり、ストレスを感じやすくなったり、
疲れ過ぎたりと、自分を弱めてしまう場合もあるのです。
いつも100点を求める癖がついているかもしれない
仕事場でも家でも、真面目で完璧主義なことで褒められることがよくあるものの、
内心、いい加減な人や好き勝手やっているような人を見ると、
イライラとストレスを感じたり、羨ましいと思うことがよくありました。
しかし、羨ましいと思っているだけでは、状況は何も変わりませんでした。
もっと自分が気楽に生きられるように状況を変えていくには、
自分がやることに、いつも100点を目指す考え方を変える必要があったのです。
自分のため、誰かのためにと、無意識にいつも100点を求める癖がつき、
それが、完璧にこだわり過ぎる考え方になっていることに気づくことができれば、
なりたい自分に近づくスタートを切ることができるのです。
完璧主義からこだわらない60点主義へ
豆ちょこのように、自分が完璧という強いこだわりをもっていることに気づいたら、
まずは「すべてに完璧を求めるなんて誰でも無理な話」だということを
改めて認識してみましょう。
そして、完璧主義が自分を苦しめていると思えたならば、
完璧の100点ではなく「60点でもいいや」という考えをもってみてください。
例えば、本を毎日100ページ読むと決めていたとしたら、
60ページ読んで終えたとしても「ま、いいか!」と良しとするのです。
毎日ウォーキングに行って散歩道を3周するのが日課でも、
調子が悪くて1周で終えた日も、1周できた自分を褒めてあげるのです。
こんな風に60点主義の考え方をしていくと、気持ちにも余裕が生まれ、
今の生活への満足感も上がり、不安や悩みも少しずつ減っていくようになります。
ちなみに、この60点主義は森田療法でもおすすめしている考え方です。
森田療法では、その他にも、強いこだわりがあったことでできなかったことや、
自分が楽しめる趣味などをすることもすすめています。
自分が楽しめることをするうちに、こだわっていることが後回しにでき、
徐々に「こだわり」という「とらわれ」から抜け出すことができるようですよ。
まずは豆ちょこも実践中の「60点でもいいや」生活から、始めてみませんか?
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