失敗を恐れて回避したくなる時のお守り言葉

パニック発作が起きた場所に行くことを考えると予期不安に襲われ、
また発作が起きて失敗したら…と恐くなる時があります。
今回はそんな失敗を恐れてしまう時のお守り言葉を4コマ漫画でご紹介します。

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失敗を恐れて回避したくなる時、思い出したいお守り言葉

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「失敗なんて無い、思い通りにいかない時もあるだけだ」

パニック障害や社会不安になった人は、パニック発作などの辛い症状に
何度も襲われたことがあると思います。

豆ちょこも何度も辛い思いをしてきました。

そんな思いがある中でも、パニック発作の頻度が減り、辛い症状も良くなると
認知行動療法として発作が起きたことのある場所へ挑戦するようになりました。

しかし、挑戦目前になると、発作が起きて失敗したらどうしようと、
予期不安と共に失敗を恐れ、自然とお腹がキューッとなる自分がいました。

心も体もモヤモヤする中「お腹が痛くなってきたから今日はやめておこうかな」
そんなことを考え、最終的に回避しようとする自分がでてくる時もありました。

そんな豆ちょこを見たとき、旦那さんがこう言いました。
「失敗したくないと思っていたら、何もできなくなるぞっ」

この言葉を聞いた時、本当にその通りだと思いました。

完璧主義の傾向がある豆ちょこは、失敗したくない気持ちが膨れ上がり
失敗を恐れる状態にまでなり、気づけば身動きがとれなくなっていたのです。

失敗なんて無い、思い通りにいかない時もあるだけ

パニック障害や社会不安になって、失敗したと思うことが増え、
もうあんな失敗したくない、と思うことも増えました。

しかし今は、失敗ってなんだろう?あれは本当に失敗だったのかな?と、
失敗という考え方自体に疑問を持つようになりました。

旦那さんは豆ちょこがパニック発作に襲われた日も、不安でいっぱいだった日も、
失敗という言葉を口に出すことはありませんでした。

そのかわり、豆ちょこが落ち込んでいると
「思い通りにいかない時もあるじゃろがぁ!」と明るく活を入れてくれます。

この言葉を聞いているうちに、私は思い通りにならないことを、
失敗したことに結びつけているだけなのではないかと思うようになりました。

思い通りにならなかったら、それが失敗なのか?と考えると、
冷静に考えれば「そんなことは無い」という答えにたどりつきました。

そうなると、失敗なんて無いということになりますよね?

私がより良く生きていくための重要な出来事なのかもしれないし、
これからうまくいくために、うまくいかないことを体験しているのかもしれない。

それならば、前にも後ろにも進むことができない回避を選択するよりも
うまくいくようになるために、挑んでみた方が良いと思うんです。

思い通りにいかない時もあるけれど、それも自分の成長になると思えれば
きっと挑戦する心と体がついてきてくれますよ。

ちなみに、
旦那さんはスーパーポジティブな人間ですが、

「俺だって、思い通りにいかないことだらけだよ。でも、そんなもんでしょ。」

そう言って、ふははははーと笑っています。

思い通りにいかなくても、そんなものかと受け入れてしまえば
こんなに軽い感じでいられるんだな、と思っている豆ちょこです。

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4件のコメント

  • 匿名

    もうパニックになって16年。三年前妊娠を機に薬をやめて、なんとか普通には生活できてたのに最近新しい職場になって不安感がひどくでてきました。でも、薬はのみたくないし。あたしの場合は旦那は全く理解してくれず気持ちの問題と言われ相談できる人がいないので、こうやって参考にさせてもらって1人でのりきってますが、毎日が苦痛です。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      コメントありがとうございます。

      新しい職場になって不安感がひどくでてきたとのこと、
      しかも旦那様は理解してくれないということで、
      毎日が苦痛、その言葉が突き刺さるほど伝わってきました。

      パニック障害は、1人で乗り切っている人もいることも確かですが、
      身近な人の協力があると、改善の後押しになることも確かです。

      薬をやめたということなので、病院に行っていないかもしれませんが、
      もし今の状態を伝えてくれる医師がいれば、
      医師から旦那様に説明してもらえると、
      理解のない状況が、少しでも変わるかもしれません。

      今の職場では、辛い気持ちを話せる人がいるかどうか、
      仕事内容自体には問題ないのかなどで、
      耐えてみるかどうかの判断も変わってくるんじゃないかと思います。

      旦那様じゃなくても、友達でも家族でも、
      誰か理解しようと話を聞いてくれる人がいるならば、
      その人に相談してみるのもいいかもしれません。

      自分の気持ちが少しでも楽になる方法があればいいのですが・・・。

      参考にならない記事もあるかと思いますが、
      このブログが少しでも役に立てばと思っています。

      またいつでも来てくださいね。

  • 匿名

    小学校2年の時からパニック障害を持っています。この記事を読んで初めてそのことがわかりました。これが原因で子どもの頃からテストや発表が全くできず、現在でも仕事が一切できません。色々とやってはいるのですが、本当に改善する見込みが全くたつ気配がないです。こんなことを書いてしまってすみません。ただ、こちらの記事を読み、少し気持ちが楽になったのは確かです。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      コメント残してくださって、ありがとうございます(^^)

      改善する見込みがまったくたつ気配がない、
      それが本当に素直な気持ちで、
      辛い悩みなんだと伝わってきました。

      すぐに良くなるのは難しいかもしれませんが、
      時間をかければ、少しずつできることは増えるかもしれません。

      パニック障害を改善することと関係がない事でも、
      何か新しいことができると、気持ちが変わることもあります。

      私なんかは、気持ちだけ変えようと思っても
      まったくうまくいかなかったタイプですが、
      行動を起こしていくと、気持ちが少し前を向く体験はしてきました。

      ここの記事で少しでも気持ちが楽になったのなら、
      読書などでも、気持ちに変化がでてくるかもしれません。

      お互い、自分なりにできることを増やしていけば、
      それもまた、良い方向に向かう行動になるかもしれません。

      今後、少しずつでも良い変化があることを願っています。

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