エビリファイの減薬スタート!減薬方法や離脱症状について

パニック障害の薬物療法を開始して1年半が経ちました。
レクサプロとエビリファイを飲み続けていましたが、
ついに減薬することになったので、その詳細を報告します。

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飲んでいる薬について

パニック障害の治療として、薬を飲み続けること1年半、
半年は自分に合う薬を探っていたので、
気づけば1年ほど同じ薬を飲み続けていました。

私が1年飲んできたのは、レクサプロ20mgとエビリファイ3mgです。
レクサプロとエビリファイ写真

最初はレクサプロ10mgからスタートし、
10mgでも効果はあるように感じていました。

でも、担当医から「最高用量飲んでこそ治療効果がある」という説明を受け、
医師判断で20mgまで増量、今も20mg飲み続けています。

エビリファイは、レクサプロの効果を押し上げる薬として処方されました。

増強療法という役割で処方されていることもあり、
量は1日3mgと、そんなに多い量ではありません。

この2種類を1年飲んできて、正直、調子は良くなりました。

薬でどれだけ良くなった?

ここ半年ほどは、睡眠もしっかりとれ、食事も美味しく食べられ、
主婦としてやりたいことは、不自由なくできるようになっています。

でも、薬で全部良くなったというわけではなく、
まだ不安で電車は1人で乗れてないし、遠出も1人でできていません。

ただ、付き添いがいれば、電車は乗れるようになってきています。
始発電車の画像

自分の中では、80%良くなった感じですが、
残りの20%のハードルがものすごく高いものに感じています。

これから、1人で電車に乗れるようになるのか、
1人行動でも、問題なく好きなところに行けるようになるのか。

でも、担当医からは、行動については薬で良くすることは難しい、
認知行動療法でコツコツ慣らしていくしかないと言われています。

なので、自分の中で残っている20%の部分は、
薬には頼れないのです。

なぜ抗不安薬は処方されないのか?

私の状態と処方内容を知り、心配してくださった方から、
「抗不安薬は処方してもらえないのですか?」という声をいただきました。

私自身、最初に通ってた病院ではリーゼやソラナックス、
レスタスなどの抗不安薬を処方されていました。
処方薬

しかし、今の通ってる病院の先生は、
抗不安薬を頓服で出すのは反対という先生なんです。

一時的に不安を軽くするんじゃなくて、
常に不安がない状態にしないといけないんだ、と言います。

なので、薬物療法開始から3ヶ月くらい、
抗不安薬のメイラックスを毎日飲む処方でだされていました。

でも、その後処方されたことはありません。

付き添いがいれば、乗れるようになってきたんだから、
抗不安薬がなくても、コツコツ頑張りましょうって感じです。

なので、担当医に従ってコツコツ地道な道を進んでいます。

医師の判断で減薬することに!

そんな状態の私ですが、元気に日々を過ごせるようになった状態を
半年間キープすることができたと医師が判断したようで、
ついに、減薬することになりました。

まずは、エビリファイからです。

エビリファイ3mgが、1mgになりました。
エビリファイの写真

レクサプロ20mg、エビリファイ1mgを飲むようになって1週間が経ちましたが、
離脱症状と言われるような症状はでていません。

減薬開始2~3日は、減った不安感がチラチラありましたが、
今は3mg飲んでいた時と調子は変わりません。

医師によれば、エビリファイは離脱症状が少ない薬なので、
減薬する中で注意することは、ほぼないと言われています。

3mgなら、3mg→1mg→0(断薬)という減薬方法になり、
本当なら2~3週間で断薬までいけるそうです。

でも、私は通院が1ヶ月に1回ペースになっているので、
ゆったり2ヶ月かけて、エビリファイをなくしていくことになりそうです。

とりあえず、今のところ減薬は順調です。

薬を飲んできたことについて

私が薬を飲み始める時、読者の何人かの方から、
薬は飲まない方がいいよ、という声をいただいていました。

でも、私はあの時、試してみたかったのです。

今の担当医に、他の病院で処方されていた薬の量は、
治療する量じゃなくて、ただの気休めだったと言われ、
先生の言う正しい薬物療法を受けてみたいと思ったのです。
話し合い

そして、完治できればラッキーだな、と思っていました。

でも、お伝えした通り、薬で良くなる部分と、
自分の努力でしかどうにもならない部分があることがわかりました。

薬だけで完治ってのは難しいんだな、と。

だから残りの20%は、認知行動療法や今試しているサプリなど、
思いついた方法で、じわりじわりと回復できたらいいなと思っています。

ちなみに、私はこれから減薬へと向かっていきますが、
これから薬物療法をしていく場合、増薬していく人もいると思います。
スタートする写真

私は辛い副作用はほぼでなかったタイプですが、
増強療法の薬は、合わないと感じるものが何種類かありました。

効果を感じなかったり、副作用と思われる症状が辛いと思う時は、
担当医に素直に報告して、薬の処方について話し合ってみてください。

本来、薬は私たちの味方になるものなのですから。

また減薬を続けている間に変化などがでてきた時は、
報告させてもらいますね!

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2件のコメント

  • みな

    豆ちょこさん、こんにちは(*^^*)
    いつもブログを読んでは共感出来ることが多く、そうそうなんて思いながら読ませて頂いてます。私も80%は良くなり、残り20%はとてもハードルが高いですね、私の場合は乗り物全般は1人でも大丈夫なのですが、激しい動悸と眩暈はずっと続いています。減薬も出来ていません(-_-;)
    豆ちょこさんに以前お話しした男前の先生に(主人と息子の次にということにしましょう笑)ネットをするなら勉強しなさいと言われ、色々調べましたよ、飲んでいるリーゼですが、心療内科の先生たちが作っているサイトではリーゼは長期服用する薬ではないと記載されていました。
    さあ、診察時間1分のあの女医に、豆ちょこさんからも口をミシンで縫い付けてもいいとお許しをもらったあの女医に、なんて尋ねようかと。。。多分露骨に顔に出しそうです(笑)やっぱり縫い付けてやろうかしら(^^♪

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      みなさん、こんにちは(^^)

      みなさんは1人でも乗り物大丈夫タイプなんですね、
      羨ましい!

      でも、激しい動機と眩暈がずっと続くのは
      めちゃくちゃ辛いですよね(>_<) 減薬については、調子が安定し続けていれば、 いずれいつでもできると思うので 深く考えなくてもいいんじゃないかと思ってます。 ただ、長期服用する薬じゃないと言われている薬は もし半年以上飲んでいるようであれば、 ちょっと先生に相談してみた方がいいかもしれません。 女医さんは、はたしてなんと言ってくるんでしょう・・・。 それにしても男前の先生、いいなぁ(笑) じゃなかった、良いこと言うなぁ(笑) ネットでも役に立つ情報はいっぱいあるんですけど、 きちんと良し悪し見分けられるかってところですよね。 私もまた勉強していきたいと思います(^^)/

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