嫁の豆ちょこは病院でパニック障害と診断を受けてから
約4年ほど薬物療法での完治を信じ、通院していました。
今回は、病院に付添った時に思ったことを話したいと思います。
心療内科や精神科にも多くの患者さんがいる
パニック障害を疑ったことで、初めて心療内科の病院に嫁と行った時、
すでに待合室は診察を待っている人でいっぱいでした。
正直、そんなに多くの患者さんが心療内科に通院しているとは
思っていなかったので、この事実には驚きでした。
病院の中を実際に見るまでは、心療内科や精神科というのは、
どこか殺伐としている、というような勝手なイメージを持っていました。
しかし、実際に行って見てみると「普通の病院なんだ」と思いました。
初診の待ち時間は約1時間、診察は7分ほどで終了
豆ちょこが初めて行った病院は予約制では無かったので、
ほぼ受付順で診察室に呼ばれていました。
1時間ほど待ったところで嫁の名前が呼ばれ、診察室へ。
自分はロビーで待っていると、7分ほどで診察が終わり、
嫁がロビーへ戻ってきました。
診察内容は、家族構成と診察を受けに来た理由を聞かれただけのようで、
待った割には、あっさり診察が終わってしまった感じでした。
しかし、この7分ほどの診察で、嫁は「パニック障害」との診断を受けたのです。
初診以降は薬を処方されるだけの病院になる
豆ちょこは、パニック発作を抑えるような薬を処方され、
自分は「これで嫁の症状が治るかな」と安易に考えていました。
実際、薬の効果はあったようで、嫁は電車などに強い不安を感じてはいるものの、
薬を飲む前よりも大分楽に通勤できているように見えました。
しかし、薬ですっきり症状が治ることはありませんでした。
病院の対応は、待ち時間は毎回1~2時間かかるにも関わらず、
初診以降の診察時間はわずか2~3分。
診察内容は「その後どうですか?」程度で「同じ薬をだしておきます」で終了。
結局、先生から取り立てた説明もなく、どういう治療方針なのかの説明もなく、
ただ薬を処方するだけの病院になってしまったように思います。
嫁は不安を抱えながら病院へ来ているのに、
何を言っても先生は生返事で「とりあえず、薬を飲んで」は、どうなのか?
「心の治療」をするには、適当ではない気がします。
これなら券売機で薬券を買うシステムで良いと思うのは自分だけでしょうか?
メンタル専門の医師が「患者と向き合わない医師」だった
その後、医師への不信感が募ったこともあり、病院を変えることにしました。
当時の豆ちょこが働いていた職場の近くにある心療内科です。
でも、結局同じように「患者と向き合わない医師」でした。
この病院でも、薬を処方するだけの治療しかしてくれなかったのです。
それでも、薬の効果があると感じていたため通院を続けていきましたが、
ある日、豆ちょこが大きな悩みを主治医に伝えたところ
「鼻でわらう」という、医師処か、人の風上にもおけない所業が!
結果、医師への不信感がさらに膨れ、薬への不信感にもつながり、
嫁が会社をクビになった後、しばらくして通院を止めることにしました。
病院は一度は行くべき!通院するならしっかり選んだ病院へ
この病気は、まず病院に行くことが必要だと思います。
しかし、病院選びをせず、近場の心療内科や精神科ならどこでも良いで駆け込むと、
嫁のように、ただ薬を処方してもらうだけの通院となるかもしれません。
薬を飲むだけで回復に向かう人もいるでしょうが、
カウンセリングを必要としている人も多数いらっしゃると思います。
パニック発作に気づいたら、まずは近場の病院でもいいので一度行きましょう。
その後、パニック障害と判明したら、必要に応じてちゃんと話を聞いてくれる医師、
臨床心理士、若しくはカウンセラーを置いている病院へ行くことを視野に入れて
家族や身近な人が病院選びをしたうえで、本人と通院を決めるのが良いと思います。
相性の良い病院を見つけることができれば、きっと病院と共に完治を目指せる、
理想の道のりも歩めると思います。
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