上司のパワハラどうすればいい?退職する前にできることは?

上司のパワハラがひどい。何を言っても状況が変わらない。
今、退職を考えるほど精神的に追い詰められている人のために。
パワハラから退職に追い込まれた私の体験談と後日談をお話します。

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繰り返されるパワハラから身を守るには?

最近、パワハラが原因で不眠気味になってしまったり、
心療内科に通いはじめたという話を聞くことが増えています。

私自身、パニック障害の症状がでるようになったきっかけが、
前職の社長から受けた言葉の暴力だったと思っているので、
こういう話を聞くと、なんともいえない気持ちになります。

そこで、パワハラに悩んでいる人がこれ以上辛い思いをしないために、
自らの経験で学んだことを、ここにまとめておこうと思います。
まとめの写真

まず、自分が何を言ってもパワハラだと思う言動が続く場合、
これ以上傷を深めないためにも、相手と直接対決しないことをおすすめします。

当時、私は直接「怒鳴らないでほしい」と社長に何度も言っていました。

すると、言った直後は怒鳴るのをやめてくれたのですが、
数日経つと元に戻ってしまい、言うだけ無駄な状態の繰り返しとなりました。
パワハラの写真

私は「どうしてわかってくれないんだろう」と悩み続けました。

でも、辞めた後に他部署の人から「期待している人には怒鳴る」という話を聞き、
社長にはパワハラの自覚がなかった可能性を、後になって気づくことになりました。

自覚がない人間を変えるのは、本当に難しいことです。

だからこそ、パワハラから自分を守るためにも、
繰り返す場合は、第三者に間に入ってもらうことをおすすめします。

上司がダメなら、外部に相談する

お互いの上司がいる場合、まずはその上司に相談する人が多いと思います。

実際、アルバイトや正社員として、いくつかの中小企業で働いてきた中で、
私は職場内の人間トラブルを何度か目の当たりにしてきましたが、
たいてい上司に相談すれば、誰も辞めることなく解決していました。

しかし、まれに上司に相談しても状況が変わらないこともありました。

私のように、相手が社長だと内部に相談できないこともあるので、
そういう場合は、外部の相談窓口を利用することをおすすめします。
サポートの写真

職場のパワーハラスメントに関する相談機関については、
あかるい職場応援団(外部サイト)で一覧を見ることができます。

パワハラ対策についての総合情報サイトなので、
見るだけでも役に立つと思いますし、新たな対策も見つかるかもしれません。

私はこういう情報サイトを知らないまま、辞めることになってしまいました。

精神的に追い詰められている時はネットを見ることさえ辛かったりするので、
状況によっては、身近な人にチェックしてもらうのも1つの方法だと思います。

パワハラは、自分だけではどうにもならないことの方が多いです。

早期解決するためにも、外部の相談窓口も利用して、
今後どうしていくのが1番いいか、一緒に考えてもらいましょう。

自覚のないパワハラ上司は変わらない

私は、怒鳴られたり、傷つくことを繰り返し言われていた時、
「自分に悪いところがあるのかもしれない」と思うことがありました。

だから、外部の相談窓口を知る機会があったとしても、
当時の私は、利用せずにやはり自分でどうにかしようとしていたかもしれません。

でも、今は外部の相談窓口を利用するべきだったと思っています。
選択の写真

最近になってその後の職場事情を聞ける機会があったのですが、
私が辞めた後、新しく入った人は半年で辞めたそうです。

しかし、普通に辞めていったわけではなく、社長のパワハラに対し、
電話の内容を録音するなど、証拠をしっかり集めていたようで、
弁護士が間に入り、会社側にかなりのお金を支払わせたと聞きました。

その後、会社には労働基準監督署の調査も入ったようなのですが、
それでも社長の言動が変わることはなかったようです。

この事実を知り、私は自覚のないパワハラ上司から身を守るには、
辞めるしか方法がないこともあると思いました。
やめる写真

辞めにくい事情も人それぞれあると思いますが、
大きく調子を崩すことになれば、働くこと自体が難しくなります。

半年で辞めた人のように、退職前に証拠を集めて外部に相談すれば、
次の職場が見つかるまでの金銭的な問題はクリアできることもあります。

「その場から離れる」ことも、私は勇気ある行動だと思っています。

どうしたらいいか悩んでしまう時は、
ぜひ外部の相談窓口を利用してみることも考えてみてくださいね。

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