あらゆる恐怖症の克服に効果的!最新の認知行動療法がスゴい

恐怖症を克服する方法といえば、認知行動療法が有名ですが、
その新たな治療法に、バーチャルリアリティが導入されていました!
これならできる人も多い、効果的な方法だと思ったので、詳しくご紹介します。

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認知行動療法(暴露療法)について

私はパニック障害になって、閉所恐怖や高所恐怖、対人恐怖を感じたことがあり、
恐怖症があると、生き辛くなることを痛感してきました。

しかし、恐怖症の克服法としてもおすすめされている、
認知行動療法の暴露療法(暴露技法)を地道にやってきたことで、
これは大丈夫、と思えることも増えてきました。

※認知行動療法、暴露療法についての詳細は、
パニック障害は認知行動療法の暴露療法で克服できるのか?をご覧ください。
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暴露療法は、自分なりに少しずつ慣れていく方法を続けていますが、
時間はかかるものの、確かな効果を感じています。

ただ、恐怖のレベルが高いものになってくると、
なかなか行動に移せないこともあり、それが悩みになっていました。

そんな中、最近テレビで「これはスゴい!」と思う方法を見つけたんです。

バーチャルリアリティで暴露療法が体験できる!

高所恐怖症を克服する方法を紹介するテレビを見ていて、
私は「バーチャルリアリティ暴露療法」を知りました。

テレビにでていた高所恐怖症の人は、飛行機恐怖症でもありました。
飛行機の画像

今までの認知行動療法ならば、段階を踏んでいくにしても、
最終的には、不安ながらも実際に飛行機に乗らなくてはいけません。

しかし、バーチャルリアリティ暴露療法ならば、
現実に行動を起こす前に、仮想現実の世界から挑戦できるのです!

病院の診察室で、実際の飛行機に乗っているような体験ができる。

これは、まさに現代だからこそできる、画期的な方法だと思いました。

バーチャルリアリティはスマホでも体験できる!

現在バーチャルリアリティ暴露療法を導入している病院は、
東京港区にある「赤坂クリニック」くらいです。

今後、導入する病院が増えていくとは思いますが、
できれば早く体験してみたい!

そう思った私は、AmazonでVR体験ができるVRゴーグルを購入。

スマホのVRアプリで、電車や飛行機の乗車体験がないか探しているのですが、
まだ見つけることができないので、風景や街並みが見れるものを試してみました。
VRゴーグルの画像

これは・・・かなりリアルです!

町を歩く人なども、本当に目の前にいるように見えるので、
つい手を伸ばしてみたくなったり、動きたくなります。

ジェットコースターを体験した旦那は、
まんまと気持ち悪くなっていました(笑)

私は、これで電車に乗ったり、飛行機に乗る体験ができれば、
認知行動療法の中で、1番試しやすい方法になると思っています。

恐怖症を克服するためといっても、現実にその状況へ挑むハードルは高く、
なかなか行動に起こせないことって、本当に多いです。

仮想現実なら、もっと気持ちを楽にして挑戦していけると思うので、
今後、バーチャルリアリティ暴露療法がもっと広まることを願っています!

⇒豆ちょこがAmazonで購入した3DVRゴーグルはこちら

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6件のコメント

  • ミズタマ

    豆ちょこさん、こんにちは。

    こんなゴーグルがあるなんて、凄いですね。
    豆ちょこさんは調べるだけではなく、実行されてるので素晴らしいと思います(^O^)

    前記事でのご返信、またまた泣きながら読みました。
    家族が交通事故の被害者となり、生活も変わってしまい、つらくてもやらなきゃいけない事が沢山ありました。
    こんなに涙が出るのかという位、泣きました。
    周りからは「大変なのによく頑張ってる」と言われても全くそうは思えず、「私は何も出来ないダメな奴」といつも自分を責めていました。
    でも、交通事故から私がやってきた事を紙に書いたら膨大な量をこなしていました。
    それを見て、もう自分を責めるのはやめようと思いました。
    (やっぱり紙に書くのはいいですね(^^)d)

    又、つらくても誰にも相談せず、無理をし過ぎてしまったようです。
    色々な人に相談してアドバイスを頂いて、ドン底にいる時は視野が狭くなっていると思いました。

    そして、私には心配してくれる人が沢山いる事が分かりました。
    豆ちょこさんも勿論その一人です。
    一度もお会いした事がないけど、私達は繋がってるんだなと思いました。
    (いつかお会いしたいとは思ってます(^^)v)

    これからどうなるんだろうと不安になる事もしょっちゅうですが、【今ここ】を思い出しながら気持ちを落ち着けたりしてます。
    【これからの事は不安だけど、今は何とかなってる。生きてる】と。
    【今ここ】はとても効果のある言葉ですね。
    それに、これからの事は考えても本当に分からないですしね。

    こんなつらい中でも、ラッキーな事に、パニックの度合いはかなり少なくなってます。
    電車で稀に「ああ、何か嫌な感じがきた…」となっても、「大丈夫かもしれないから様子を見てみよう。降りないでもう少し乗ってみよう」と時間が経つのを待ちます。
    そうすると、段々落ち着いてきます。
    豆ちょこさんの「なかなか行動にうつせない」という気持ち、とてもよく分かります。
    でも勇気を出して行動していれば、きっと良くなると信じています。
    私も、パニック障害になった当初はもうこれは出来ないだろうと思っていた事も、出来るようになってきました。
    いつの間にか、「あれ、出来てる」が増えてきました。
    ここにいらっしゃってる皆さんは、本当に努力されてますよね。
    行動する勇気は必要だと思います。
    でも、もし、色々試してうまくいかなくても、自分を責めないでほしいです。
    凄ーーーく頑張ってるのですから。
    どんな状態の自分でも受け入れた方が、自分自身と周りに優しく出来て、気持ちも楽になれると思ってます。
    (何か上目線な言い方になってしまいました…)

    長々と、まとまりのない文章をすみません(*_*)
    又、読んで下さって感謝します。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      ミズタマさん、こんにちは(^^)

      こんなゴーグル、あったんです(笑)
      面白いですよ!

      辛いことがあっても、ふんばってるミズタマさん、
      本当にすごいと思います。

      紙に書く、【今ここ】を思い出す
      こういう時こそ、土台から意識するのがいいのかもしれません。

      パニックの度合いがかなり少なくなっているのは、
      本当に良かったですね!

      私も、自分だけじゃないと思って、
      反省することはあっても、自分を責めずに、
      ミズタマさんに言われたことも胸に刻んで
      半歩ずつでも行動範囲を広げていけたらと思います。

      いろいろ教えてくださって感謝です!

      またお待ちしてますね(^^)/

  •  はじめまして、yamashoと申します。
    「パニック障害」大変ですよね。心の病は他人から見たら分からないので、同じ様な
    経験をした人でなければ分かってもらい難い。
     私は、「パニック障害」とか「うつ」とかの診断を受けたことはありませんが、仕
    事のストレスで「うつ」になり(意味もなく涙が出たり、記憶が飛んだり、死にたく
    なったり)、自分で「これはヤバイ」と思って、仕事を辞めることにしてなんとか乗
    り切った経験があります。(長期休暇の末に職場に戻りましたが)
     そんなことで、何かのお役に立てればと。

     「パニック障害」ではなく、「PTSD」の治療法に『眼球運動脱感作療法』とい
    うのがあって、左右に動く光を目で追いながら、トラウマとなった記憶を思い出す、
    という方法ですが、そうすることによって、辛い記憶に伴う不安・恐怖・不快感が減
    って行くのです。同じ様なものに、両手に「トントン」と刺激を与える機械(メガネ
    ケース程度の大きさのもの)を握りながら、やはりトラウマとなっている記憶を思い
    出す方法もあります。
     なぜそれによって不安が軽減するのか、まだメカニズムが分かっていないそうです
    が、私が考えるに、〈嫌な記憶を〉想い出しながら身体的刺激を与えることで、〈嫌
    な記憶〉と〈不安感〉の間にノイズが入る様になって、〈嫌な記憶〉と〈不安感〉の
    繋がりが薄れてゆくのだろうと思います。

     私も試しにやってみました。
     器具は無いので、両手を交互に、強く開いたり閉じたり(指先で掌を叩く様に)し
    ながら、昔の嫌な想い出を思い出してみました。すると、それまで思い出すたびに感
    じていた嫌悪感や不安感や罪悪感が、本当に減って来て、何度かやるうちに、他の記
    憶とあまり変わらなくなりました。記憶は消せませんが、不快感はあきらかに減った
    のです。

     「身体的刺激」であること。
     脳には左右があるので、「左右交互の刺激」であることがポイントだと思われます
    が、そこを押さえておけば、どんな刺激でもいいんじゃないかと思います。
     「パニック障害」も辛い経験が引き金になっているものですから、効果があるんじゃ
    ないかでしょうか。特にお金もかからないので、やられてみてはどうでしょう。

     〈社会〉というものは、〈個人〉を〈社会〉に奉仕させようとするものです。
     〈個人〉に手を差し伸べてくれるのは、一見〈社会〉からの様に見える場合でも、そ
    の中の〈個人〉の働きです。
     〈社会〉と上手に距離を取りながら、無理せず、自分を大切に、自分を生きて下さい。
     応援しています。 

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      yamashoさん、はじめまして。
      役立つ情報をくださり、本当にありがとうございます。

      実はパニック障害に関する本を何冊か読んでいた時、
      眼球運動脱感作療法のような方法があることは目にしていました。

      でも、個人でやる方法がよくわからず・・・。

      こうして、個人で実際にやってみたことがある方の声は
      初めて聞き、すごく興味が湧きました。

      これをきっかけに、自分でも改めて調べて、
      教えてもらった方法、試してみたいと思います。

      ちなみに、記載してくださったyamashoさんのブログ、
      まだ1~2記事なんですが、読ませてもらいました。

      すごく興味深いというか、読んでてためになりました。

      また勝手にお邪魔させてもらいたいと思ってます。

      そして、
      気にかけてくださり、本当にありがとうございます。

  • yamasho

    こんにちは。
    お返事ありがとうございます。
    それから、ブログを観て下さってありがとう。
    「眼球運動脱感作療法」について、ちょっと補足を
    させてもらいます。
    臨床現場で効果が出ているのは確かなようですが、
    私がお伝えしたのは、自己流のアレンジですから、
    もっと良いやり方もあるでしょう。
    豆ちょこさんの場合だと、椅子に座って掌を上に向けて膝の上に置き、旦那さんに交互に手を軽く叩いて
    もらうとか、交互に手を握ってもらうとかするのが
    良いかも知れませんね。スキンシップになって、安心
    感もあるでしょうから。時間は数分でいいと思います。
    効果が有ることを期待していますが、個人差があったり、手法の有効性にも差があるかも知れません。軽い気持ちで、気楽に試してみて下さい。
    無理せず、ぼちぼち行きましょう。
    じゃあ、また。

    • 豆ちょこ 豆ちょこ

      yamashoさん、こんにちは(^^)
      補足してくださって、ありがとうございます。

      早速アドバイスいただいたとおり、試してみているところです。
      (旦那にも協力してもらってます!)

      また何か気づいたことなどあれば、コメントいただけたら嬉しいです。
      本当に情報ありがとうございます。

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