パニック障害の吐き気をどう克服するか?慢性胃炎だった話

パニック障害の症状として、吐き気に悩んでいる人の多くは、
胃炎になっている可能性があります。
今回は、吐き気の克服は、意外と胃の治療で治るかもしれないという話です。

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パニック障害の吐き気の原因は何か?

パニック発作に初めて襲われてから、辛い症状が次々とでてきたなかで、
私に一番多く出ていた症状が、吐き気でした。
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特に、朝起きてから、通勤電車に乗るまでの間がひどく、
駅に向かって歩きながら、おえっ・・おえっ・・・となるほどでした。

そのため、この吐き気をどうにかしたいと思い、
私は、根本的な原因を探るべく、胃腸科のある病院へ行くことにしました。

初めての胃カメラで慢性胃炎が見つかる

病院では先生に自分の不快な症状をすべて伝えると、
次の診察日に、胃カメラをすることになりました。

鼻から入れる胃カメラだから、辛くないと先生は言っていましたが、
実際にやってみると、個人的には、かなり辛いものでした・・。

しかし、辛くてもやった甲斐はありました。

胃カメラをしたことで、慢性胃炎だったことがわかったのです。
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長い間、私の胃には、炎症があったのです。

パニック障害よりも胃炎のせいで吐き気が起きていた可能性が高いと、
胃腸科の先生に言われた私は、非常に複雑な心境でした。

しかし、吐き気をどう克服すればいいのか悩んでいた私にとって、
胃炎を治療するという、シンプルな解決策が見つかったのは喜ばしいことでした。

私は、ここでしっかり慢性胃炎を治したいと思いました。

慢性胃炎の原因は、ピロリ菌だった!

慢性胃炎が見つかったことで、胃カメラ中に胃の粘膜をとり、
続けて、ピロリ菌の検査をしてみることになりました。

胃カメラ検査を終え、後日ピロリ菌検査の結果を聞きに行きました。

診察室に入ると、先生「ピロリ菌いるから除菌ね」

さらっとピロリ菌がいることを伝えられ、渡された検査結果の紙。

家に帰ってから改めて見たところ、基準値が2.5未満のところ・・・、
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64.6?!(基準値は2.5未満です)

あまりにも高い数値で、この時はかなりへこみました・・・。

数週間後、ピロリ菌の除菌薬をどうにか飲みきり、除菌できたか改めて検査。

その結果がこちら。
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132って・・・さらに倍!

除菌薬を我慢して飲み続けたのに、倍に増えるという奇跡が起きました。

もうこんな数値を目にすると、笑うしかないです。アハハハハ(壊)

結局、ラストチャンスとなる2回目の除菌薬を飲んで、
どうにか基準値の2.5を下回り、ピロリ菌を除菌することができました。

パニック障害の症状には、他の病気が潜んでいることもある

パニック障害になって、吐き気がよくでるようになった私は、
最初、解決策は、パニック障害の薬を飲むしかないと思っていました。

しかし、薬を飲んでも一向に改善しなかったことで、
他の病気を疑い、その結果、慢性胃炎とピロリ菌を発見することができました。

もし胃炎に気づくことなく、そのまま放置していたとしたら、
吐き気はもっと悪化していたかもしれません。

ピロリ菌除菌後、少しずつ胃炎が治っていったことで、
私の場合は、吐き気も少しずつでなくなっていきました。

吐き気や腹痛、頭痛などの身体症状があまりにも辛い時は、
内科などで一度診てもらうことも大事だと、私はこの経験を通して痛感しました。

胃炎は、ピロリ菌だけでなく、ストレスが原因で起こることも多いです。

吐き気がひどい時は、ぜひ一度、胃の検査をしてみることをおすすめします。

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