パニック障害でも良かった日記をつけることでプラス思考に

パニック障害が悪化して発作が頻繁にあった頃の自分を思い出すと
常にマイナス思考だったような気がします。
今回はマイナス思考からプラス思考になるための簡単な方法をお話します。

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今日良かったと思うことを書き出す「良かった日記」

パニック発作のような辛い症状を繰り返していると、
気づかぬうちに自分の思考が予期不安で占拠されていることがありました。

豆ちょこの予期不安は、過去の悪い出来事を土台として、
頭の中で悪いイメージや、マイナスなことを考えていることがほとんど。
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そんな状態から抜け出すために、日記を書くことから実践したのですが、
マイナス思考の癖がついている状態も変えていきたいと思うようになりました。

そんな時に実践してみようと思ったのが「良かった日記」をつけることです。

夜寝る前に今日1日を振り返り、自分が良かったと思うことを5~10個書く
という、やろうと思う気持ちがあれば簡単に始められる日記です。

良かった日記はプラスの自分を探す時間が作れる

朝ごはんを食べ、掃除をして、散歩に出かけたけれど、その後は調子が悪かった。

そんな日の夜は、後半に調子が悪かった自分のことばかり注目してしまい、
明日も調子が悪かったらどうしよう、とマイナス思考で終わりがちでした。

そんな、できていない自分ばかり探している状態を続けていれば、
気分が落ち込むのも当然、不安になりやすいのも当然のような気がします。

もし「自分もこういう状態になりやすい」と少しでも思ったならば、
プラスの自分を探すきっかけをしっかり作る必要があると思います。

「良かった日記」をつけると、プラスの自分を探す時間が自然に作れます。

試しに、先ほどの1日の中で良かったことはなかったのか考えてみます。

  • 天気が良くて良かった。
  • 朝ごはんでバナナが食べられて良かった。
  • 掃除ができて良かった。
  • 外に出ることができて良かった。
  • 30分散歩ができて良かった。
  • 散歩中に見かけた柴犬がかわいかった。

お、意外と良かったことがいっぱいでてきましたね。
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些細だと思うことでも、自分が良かった、気持ちが良い方向にいったと思えるなら
こんな風に書き出してみてください。

夜寝る前に「良かった日記」をつければ、頭の中が良い感じで整理されるので、
眠りやすくもなるという効果も期待できます。

プラス思考の自分がいると予期不安が減っていく

「良かった日記」を継続してつけていくと、プラス思考になれるだけでなく、
予期不安が減っていくという嬉しい効果も期待できます。

最初は良かったことを考えて書き出す時しかプラス思考になれなくても、
続けていくと、マイナス思考になった時に、良い考えもでてくるようになります。

「辛いな、どうしようかな・・・あ、でもこの前は良かったこともあったな」

こんな風に「良かった日記」をつけることで、良かったことが思い出しやすくなり、
その結果、予期不安の時間が短くなり、減っていくようになっていきます。
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悪かったことは繰り返し考えてしまいやすいので、記憶に残りやすいですが、
良かったことは振り返ることがあまりないので、すぐに忘れがちです。

だから、悪い自分を積み重ねやすく、できない自分を責めがちになります。

しかし、自分が良かったと思えることも、自分ができることもあるのです。

きっと「良かった日記」も自分ができることだと思います。

豆ちょこは交換日記を今でも実践しているので、交換日記とは別に、
自分だけの日記として「良かった日記」を始めました。

予期不安から抜け出し、プラス思考になっていきたいと思うかどうか。

あとは「やるかやらないか」、自分で決めて行動してみましょう!

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